1年で聖書を!
◆ ダニエル書1-2
◆ Ⅰヨハネ4
聖書のみことば ルカ2:8-12; 21:25-28

 
主の使いが彼らのところに来て、主の栄光が回りを照らしたので……―ルカ2:9


子どもたちがまだ小さかったとき、毎晩、夕食後にリースを作ったり、ロウソクに火を灯したりして、家族で待降節(クリスマスの4週前の日曜日からクリスマス前日までの期間)を祝いました。私たちはクリスマス・キャロルを歌ったり、キリストの降誕について書かれた聖書の個所を読んだりしました。待降節は、クリスマスを祝うために心を準備する特別な時でした。

しかし待降節は、それ以上のものです。クリスマスが祝われるようになったのは4世紀のことですが、イエスのご降誕を祝うだけでなく、再臨を待ち望むときとしても覚えられていました。当時の人たちは、キリストの再臨は確かな約束だということに望みをかけて、励まされていました。
 

ルカの福音書は、主の使いが救い主の誕生を告げたとき、「主の栄光」が羊飼いたちの回りを照らしたと述べています(2:9)。また、「力と輝かしい栄光」を帯びて戻って来られるというイエスの約束も記録しています(21:27)。これらふたつの出来事は、神のひとり子がこの世に来られた目的を説明しています。
 

待降節を意味する「アドベント」は、ラテン語で「来る」という意味です。クリスマスの前の数週間は、すばらしい季節です。私たちは、主がベツレヘムに最初に来られたときと、栄光の内に再臨されるときを期待し祝いながら、悔い改めのときをもちます。キリストは、もう一度来られます。

(David McCasland)

キリストは来られた!そして、再び来られる!