あなたがたがどのように偶像から神に立ち返って、生けるまことの神に仕えるようになり……それらのことは他の人々が言い広めているのです。―Ⅰテサロニケ1：9-10

アメリカ合衆国財務省検察局（シークレット・サービス）は1865年に設立されました。その任務は貨幣の偽造を取り締まってドル通貨を守り、ひいては国家の経済を守ることでした。しかし1902年、この機関で働く人たちの任務は大きく転換しました。様々な任務の中でも、今やシークレット・サービスと言えば、米国大統領の警護を行うことで有名です。

シークレット･サービスの任務は大きく転換しましたが、それでも、テサロニケのクリスチャンが経験した人生の一大変化と比べるならば、取るに足りないものです。彼らの人生は霊的な変容を体験した結果、がらっと変わってしまいました。パウロは「あなたがたがどのように偶像から神に立ち返って、生けるまことの神に仕えるように…」（Ⅰテサ1：9）と記しています。さらに、「あなたがたは、マケドニヤとアカヤとのすべての信者の模範となったのです…神に対するあなたがたの信仰はあらゆる所に伝わっている」（7-8節）と述べているように、その変わりようは、はるか遠くに住む人々の話題になるほどでした。
　

彼らの方向転換は、控えめに言っても「劇的」でした。生きておられる真の神としっかり結びつくために、偶像を拝むことをきっぱりやめたのです。そして人々は、彼らの人生が変わったことに気づいたのです。
　

私たちの心と生き方は、他の人が分かるほど重大な変化を遂げたでしょうか。

（Bill Crowder）

キリストのもとに来るとは、ただ知ることではなく、人生が変わることだ。