1年で聖書を!
◆ アモス書1-3
◆ 黙示録6
聖書のみことば ヤコブ4:1-10

 
主の御前でへりくだりなさい。そうすれば、主があなたがたを高くしてくださいます。
―ヤコブ4:10


あるトークショーの中で、有名人の女性がインタビューされていました。彼女は毎年、膨大なお金と時間を美髪や髪型のために使っていると告白しました。彼女は自分が「髪の中毒」になっていると気づいていました。そして自分の問題は、髪に服従させられていることだと認めました。

「服従」という単語の意味は、「権威や他の支配に屈する行為」です。この女性は、美しくありたい、美しいと思われたいという強い願望から、自分の毛髪に服従して自分自身を支配させてしまったのです。
 

この女性の話から、自分の願望について考えさせられます。私たちは何に服従しているのでしょう。何かが欲しくなったら我慢できなくて、何としても手に入れようとしますか。人の賞賛に服従していますか。買い物、自我、グルメ、蓄財、それとも快楽ですか。

パウロはローマ人への手紙の中で「あなたがたが自分の身をささげて奴隷として服従すれば、その服従する相手の奴隷であって…」(6:16)と語っています。「あなたがたのからだの中で戦う欲望」(ヤコ4:1)があるときこそ、神に服従して「神の奴隷」(ロマ6:22)になるべきです。

「主の御前でへりくだり」(ヤコ4:10)、自分の心を見せてくださいと祈りましょう。そうすれば、自分が何に服従しているのか気づかせてくださいます。

(Anne Cetas)

自分で道を選ぶかぎり真の自由はない。神の道に服従してこそ自由になる。