1年で聖書を!
◆ レビ記13
◆ マタイ26:26-50
聖書のみことば エペソ4:29-32

 
怒る者は争いを引き起こし、憤る者は多くのそむきの罪を犯す。
―箴言29:22


噴火しました。周囲のものをなめ尽くし、爆風は核爆発並みです…とまで言うのは違うかもしれませんが、それでも、怒りの炸裂は、特に家族に向けられた怒りは、火山の噴火のように激しいことがあります。怒りの爆発は、一瞬で終わるかもしれません。しかし、その後に残るのは、感情のもつれや、何とも言えない後味の悪さでしょう。

悲しいことですが、私たちのとげとげしい言葉のターゲットとなるのは、大抵の場合、私たちの最愛の人たちです。腹の立つことはありますが、自分の応答は自分で選択しなくてはなりません。つまり、怒りに任せて応答するか、優しく応答するかです。
 

聖書は、怒りや敵意を自分から追い出して「お互いに親切にし、心の優しい人となり、神がキリストにおいてあなたがたを赦してくださったように、互いに赦し合いなさい」と教えています(エペ4:32)。

怒りっぽいために良い人間関係が築けなくて苦しんでいるのなら、それは感情面の弱さです。あなたの弱さを、キリストの強さに支配していただきましょう(ピリ4:13)。短気な自分を赦してくださいと祈りましょう。そして、気性が優しくなる方法を示していただき、人を敬うすべを教えていただきましょう(ロマ12:10)。激しい感情を適切に処理する方法が学べる道を、誰かに助けてもらって探しましょう。

人を熱心に愛し、神を喜ばせようとするなら、私たちは火山の噴火のような激しい怒りに、打ち勝つことができます。

(Cindy Hess Kasper)

怒りをぶちまけても、怒りが去るわけではない。