1年で聖書を!
◆ イザヤ書37-38
◆ コロサイ3
聖書のみことば Ⅰコリント2:6-16
 
神のみこころのことは、神の御霊のほかにはだれも知りません。
―Ⅰコリント2:11

私たちは、使徒信条を述べて「我は聖霊を信ず」と言います。作家であり牧師でもあるJ.B.フィリップス師は、「このように言うとき、私たちは聖霊が生きた神であり、人の心の内に喜んで入ってくださり、内側からその人を変えてくださることを信じている、と言っています」と語りました。

しかし、私たちは、聖霊が単なる霊の力ではなく、人格をもった神だということを忘れがちです。聖霊が神であることは、聖書を読めば明らかです。聖霊には、神の特質が備わっています。例えば、聖霊は、どこにでもおられ(詩136:7-8)、すべてをご存知です(Ⅰコリ2:10-11)。また、無限の力をお持ちです(ルカ1:35)。さらに聖霊は、神にのみ可能なことがおできになります。それは、創造の御業(創1:2)や、いのちを与えること(ロマ8:2)です。このように、聖霊は、父なる神や御子イエスとすべてにおいて等しいのです。
 

聖霊は、私たちと個人的につながっておられます。私たちが罪を犯すなら、聖霊は悲しまれます(エペ4:30)。聖霊は、私たちに救いの確信を与えてくださいます(ロマ8:16)。私たちのために祈られます(ロマ8:26)。また、私たちを教え(Ⅰコリ2:13)、導かれます(ヨハ16:13)。聖霊は、御霊の賜物も与えてくださいます(Ⅰコリ12:11)。

聖霊は、イエスを信じて罪が赦された人の内に住まわれます。そして、その人をもっとイエスのようになるように変えたいと望んでおられます。聖書を読んで、このお方に協力しましょう。聖霊の力に頼って、教えられたことを実行しましょう。

(Marvin Williams)

聖霊に心を留めないクリスチャンは、電源にプラグを差し込んでいない電灯のようだ。