1年で聖書を!
◆ ホセア書9-11
◆ 黙示録3
聖書のみことば ピリピ4:4-9
 
あなたがたは、自分に関する限り、すべての人と平和を保ちなさい。
―ローマ12:18

先日の出張で「よく飛行機に乗られますか」と客室乗務員に聞かれました。はい、と答えると彼は「ここ数ヶ月、乗客の皆さんがけんか腰で攻撃的になってきたと思いませんか」と尋ねます。私は、同感だと言わざるを得ませんでした。空港の警備強化、コスト高にサービス低下、そして旅に対する全般的な不満などが原因ではないか、という話になりました。それを証明するかのように、ひとりの乗客が、私たちの会話をさえぎりました。自分の席が気に入らないので、席を替えてくれるまで座らないと言い張ったのです。

相手が怒っていたり、けんか腰だったりしたとき、クリスチャンは平和を作る人になるべきです。パウロはローマの教会に手紙を書いて、「あなたがたは、自分に関する限り、すべての人と平和を保ちなさい」と強く勧めました(ロマ12:18)。これは、どういう意味でしょう。ひとつには、自分ができることは自分でしなければならない、ということです。つまり、相手の態度を変えることはできなくても、自分の態度をコントロールすることはできます。
 

私たちは怒りや敵意が渦巻く中にあっても、穏やかで丁重な応対で「平和の君」の心を表すことができます。このようにして私たちは、好戦的な態度が満ち溢れる世界で、救い主の生き方を伝えていくことができます。

(Bill Crowder)

世界は人のすべての誤解を超えた平和を求めている。