1年で聖書を!
◆ アモス書7-9
◆ 黙示録8
聖書のみことば イザヤ書53
 
処女がみごもっている。そして男の子を産み、その名を「インマヌエル」と名づける。―イザヤ書7:14

クリスマスパーティーから家族で帰宅する途中、雪景色の車窓に田舎の小さな教会が見えました。白い電飾で「希望」とつづられたクリスマス飾りは、遠くからでもよく見えました。私は暗闇に輝く文字を見ながら、イエスは昔も今も変わらず人類の希望だ、と改めて思いました。

イエスが生まれる前、人々はメシヤを待ち望んでいました。メシヤとは、彼らの罪を背負って、神にとりなしてくださるお方です(イザ53:12)。彼らは、メシヤがひとりの処女を通して来られると予め知っていました。その娘はベツレヘムで男の子を産み、その子にインマヌエル(「神が私たちとともにおられる」という意味)と名づけるはずです(7:14)。そして、イエスが誕生した夜、彼らの希望は現実になったのです(ルカ2:1-14)。
 
今日の私たちは、もはや赤ちゃんのイエスを待ってはいませんが、このお方は今も、私たちの希望の源です。私たちはイエスの再臨を期待しています(マタ24:30)。すなわち、主が備えてくださると言われた天の住まいを楽しみにしています(ヨハ14:2)。また、天の都で主とともに住むことを夢に見ています(Ⅰテサ4:16-17)。

クリスチャンの私たちは、未来を楽しみに待つことができます。なぜなら、飼い葉おけの中の赤ん坊は、当時も、そして今もなお、「私たちの望みなるキリスト・イエス」(Ⅰテモ1:1)だからです。

(Jennifer Benson Schuldt)

クリスマスのキーワードは「インマヌエル」、すなわち「神はともにおられる」だ。