1年で聖書を!
◆ ミカ書1-3
◆ 黙示録11
聖書のみことば 使徒20:22-32
 
あなたがたの指導者たちの言うことを聞き、また服従しなさい。この人々は神に弁明する者であって、あなたがたのたましいのために見張りをしているのです。―ヘブル13:17

ショッピングモールのフードコートで食事を終えて、子どもたちがゴミを捨てに行ったとき、長男が誰かにぶつかりかけました。その人の様子が変だったので、下の息子は「彼は、何かを盗んだのかもしれないよ」と冗談半分に言いました。私は、良いしつけの機会かもしれないと思って、「そういうことを聖書では『さばく』というんだよ」と言いました。すると息子は笑って「パパは、休みの日も牧師なの?」と質問しました。私は大笑いしましたが、その後で、私は常に息子たちの「羊飼い」で、休暇を取ることはないのだと話しました。

使徒パウロは、エペソ教会の長老たちに「目をさましていなさい」(使20:31)と語りました。神の民の世話をすることに「休暇」はないと告げたのです。パウロは、偽教師が入り込んで教会を荒らそうとすると知っていました(29節)。ですから、長老たちは、信徒の群れを守らねばならないのです。神の民の世話とは、みことばで霊性を養うこと、親切に前進を導くこと、きちんと警告することなどを含みます。教会の指導者たちは、十字架で払われたキリストの計り知れない代価に動機づけられて(28節)、このことをすべきです。
 
教会の指導者たちは、私たちのたましいが傷つけられないように見張りをするという大きな責任があります。彼らはいつの日か、私たちの中で行った自分の働きについて、主に弁明することになります。この人たちの神に倣う忠実な指導に応答しましょう。そして、彼らに従い、言うことを聞いて、彼らに喜びを与えましょう(ヘブ13:7)。

(Marvin Williams)

神のことばを聞いたなら、神の働きを始めよう。