1年で聖書を!
◆ レビ記14-16
聖書のみことば ルカ1:31-41
 
聖霊があなたの上に臨み、いと高き方の力があなたをおおいます。
―ルカ1:35

クリスマス・チャリティーや歳末助け合い運動の募金は12月の恒例行事ですが、その期間が終了すると、困っている人を助けようという機運はしぼんでしまいます。「クリスマスの慈善の精神を一年中持っていられたら良いのにね」と話し合う人もいますが、なぜ慈善や親切がカレンダーに縛られているのでしょう。クリスマスは何となく心温まるシーズンですが、雰囲気に流されるのではなく、尽きることなく溢れ出る泉のような深い慈しみやあわれみは無いのでしょうか。

ルカ1~2章を見ると、聖霊が7回も登場します。聖霊の働きは、バプテスマのヨハネ(1:15)、マリヤ(1:35)、エリサベツ(1:41)、ザカリヤ(1:67)そしてシメオン(2:25-27)の人生に関わりました。「クリスマスの物語」と呼ばれるこの場面の中に、「何となく心に浮かんだ」とか、「そういう雰囲気になった」という記述はありません。聖霊が、シメオンを導いたり、ザカリヤとエリサベツを満たしたり、マリヤに赤ちゃんを宿らされたりしたと、聖書は明白に記しています。

私たちもマリヤやエリサベツのように、雑音の中から聖霊の声を聞き分けることができるでしょうか。聖霊の促しに敏感に反応し、即時に従うことができますか。あなたの心を満たされた聖霊の愛を、あなたの手の業を通して溢れ出させることに心を留めていますか。

キリストの御臨在と力は今、聖霊によって、私たちのもとにあります。クリスマスの霊であるお方は、一年を通して永遠の真理であり、永遠の愛です。

(David McCasland)

聖霊が来て、私たちとともにいてくださるために、イエスは天に昇られた。