1年で聖書を!
◆ 民数記15-17
聖書のみことば ヨハネ21:12-19
 
これは、ペテロがどのような死に方をして、神の栄光を現すかを示して、[イエスが]言われたことであった。―ヨハネ21:19

私たちは、神の栄光のために自分に何ができるだろうかと考えますが、それは自分が健康で活動的なときのことではないでしょうか。しかし時には、自分の死を通して神の栄光を輝かせることについても考えるべきでしょう。

ペテロはイエスを知らないと3度も言いましたが(ヨハ18:15-27)、再びチャンスを与えられました。イエスは3回「わたしを愛しますか」と尋ねてくださり、イエスに対する愛を再確認させてくださったのです(21:15-17)。それからイエスは突然、話題を変えられました。聖書は次のように語ります。「『あなたは若かった時には、自分で帯を締めて、自分の歩きたい所を歩きました。しかし年をとると、あなたは自分の手を伸ばし、ほかの人があなたに帯をさせて、あなたの行きたくない所に連れて行きます。』これは、ペテロがどのような死に方をして、神の栄光を現すかを示して、言われたことであった。こうお話しになってから、ペテロに言われた。『わたしに従いなさい』」(18、19節)。ペテロは行きたくないところに連れていかれ、望まない死に方をするだろうけれど、それを通して神の栄光が現れるだろうと、イエスは語られたのです。

「それは私の切なる祈りと願いにかなっています。すなわち、どんな場合にも恥じることなく、いつものように今も大胆に語って、生きるにも死ぬにも私の身によって、キリストがあがめられることです」(ピリ1:20)は、使徒パウロのことばです。

私たちは、生きるも死ぬも、神に栄誉を帰し、神の栄光を輝かせることができます。

(David McCasland)

あなたにしかできない方法で、神の栄光を表すようにと、あなたは造られた。