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◆ Ⅰ歴代誌7-9
◆ Ⅰ歴代誌7-9
聖書のみことば 詩篇19:1-6
天は神の栄光を語り告げ、大空は御手のわざを告げ知らせる。―詩篇19:1
少年時代にあこがれたのはアメリカ西部開拓者のデイビー・クロケットでした。伝記「デイビー・クロケット~その人生と冒険」には、クロケットが美しい風景に遭遇して創造主を賛美したときのことが書かれています。著者はこう述べています。「木立の向こうには、美しく鮮やかな花々が咲く肥沃な平原が広がっていました。クロケット大佐は、いつになく敬虔な気分になり、馬を止め、目の前の風景に魅了されて大声で叫びました。『神よ。あなたは、人のために、何と美しい世界を創られたのでしょう。にもかかわらず、人のあなたに対する感謝はいかに足りないことか。感謝の心で報いることさえありません』。」クロケットは、創造主の御手のわざには感謝しなければならないと分かっていました。見て見ぬふりをしたり、無視したりしてはいけないのです。
詩篇の作者は、「天は神の栄光を語り告げ、大空は御手のわざを告げ知らせる」と記しています(詩19:1)。神の御手のわざは壮観ですが、ただ「すごい!」と感激するだけではいけません。詩篇の作者のように、創造主である神を礼拝し、賛美することにつながっていかなければならないのです。
デイビー・クロケットは正しいことをしました。神の創造の不思議にふれたなら、少なくとも感謝の心が呼び起こされなくてはなりません。さて、私たちは、神に感謝しているでしょうか。
神の栄光は、神の被造物によって輝く。