1年で聖書を!
◆ 詩篇112-114
聖書のみことば Ⅱコリント8:1-9
 
この恵みのわざにも富むようになってください。―Ⅱコリント8:7

私たちの教会の牧師だったエド・ドブソン師は、牧師になる前、寄付集めの仕事をしていましたが、その団体の寄付集めのやり方をこころよく思っていませんでした。また、そういう体験があるので、献金についてメッセージするのは苦手だと言っていました。けれども、主日礼拝でコリント人への手紙第二から順番にメッセージを取り次いでいたので、8章と9章を飛ばすわけにはいかず、献金について話さなければなりません。

私にとって最も印象的だったのは、ドブソン牧師が用いたたとえでした。彼は献金皿を床に置くと、その中に足を入れ、その上に立ちました。そして、自分のすべて(単に財布の中身だけでなく)を主にささげることの大切さを語りました。

コリント人への手紙第二8~9章は、どのように献金すべきであるかを教えています。
・まず自分自身を主にささげなさい(8:5)。
・主イエスの模範に倣ってささげなさい(8:9)。
・持っている程度に応じてささげなさい(8:11-12)。
・神が愛してくださったのですから、熱い心でささげなさい(9:2)。
・強いられてしぶしぶするのでなく、気前よくささげなさい(9:5-7)。

次週、教会の礼拝で献金皿や献金袋が回ってきたなら、自分自身をその中にすっぽり入れることを想像してみましょう。そんな自分を思い描くことは、あなたが「恵みのわざにも富む」(8:7)ことを極めていけるように助けてくれるでしょう。

(Anne Cetas)

自分自身をすべて主にささげれば、他のささげものもみな容易にできるようになる。