去年の冬、「デイリーブレッド」のイベントがオーランドで開かれたとき、私は配布ブースにいました。すると、コリーヌという女性がやって来て、喉が渇いていませんか、お腹は大丈夫ですか、と尋ねました。私たちは「大丈夫ですよ」と答えましたが、彼女は「でも、何かおなかに入れなくちゃ」と言います。そして数分後、おやつと冷たい飲み物を持って戻って来ました。

イベントの開かれた2日間、彼女は差し入れを持って私たちの様子を見に来ては、ごみを持ち帰ってくれました。そんな中、私は感謝して、「あなたにはもてなしの賜物がありますね」と言うと、彼女はうつむいて「さあ…どうかしら。でも、あなたはデボーションエッセーを書き、私はごみの片付けをして…こうやって、神に栄光が帰されるのですよね」と語りました。

コリーヌは、神の栄光のために、誰かの手伝いをしたいと願っていました。彼女には、確かにもてなしの賜物があり、それをよく用いていました。神はご自分の子どもたち一人ひとりに、業と能力を授けておられます。ですから、主は私たちを通して、人々に働かれるのです。霊の賜物については、ローマ人への手紙12章4~13節、コリント人への手紙第一12章27~31節、エペソ人への手紙4章7~12節、ペテロの手紙第一4章9~11節に記されています。

主は私たちに賜物を与えてくださいました。それは「すべてのことにおいて、イエス・キリストを通して神があがめられるためです」(Ⅰペテ4:11)。