娘を学校に送った後、20分ほどの道のりを歩いて帰ります。この時間を使って聖書のみことばを暗記することができます。もちろん、やる気が必要ですが…。このときに繰り返し心の中で唱えたみことばが、その日の後になって、ふと思い浮かぶことがよくあります。そうすると安心感に包まれたり、知恵が与えられたりします。

モーセは約束の地を目前にしたイスラエルの人々に、神のおきてと定めに従いなさいと命令しました(申6:1-2)。彼は民が約束の地で栄えることを願いつつ、神の命令や指示を心に刻み、子や孫にも教え込むように言いました(6-7節)。神の教えを手に結びつけ、額の上に置くようにさえ言いました(8節)。イスラエルの人々は、神を敬いたたえ、神の恵みを頂いて生きるのですから、神の教えを忘れてはいけないのです。

あなたは、今日、神のみことばをどうしていますか。例えば、聖書のみことばを一句書き出して、お茶を飲むときとか、手を洗うときとかに、それを心で唱えるというのはどうでしょう。または就寝前に聖書を少し読んで思い巡らし、一日の締めくくりにしても良いでしょう。神のみことばを身近にする方法は、いくらでもあります。