私たちを導く灯
古代のランプの展示を美術館で見ていると、イスラエルのランプもありました。装飾を施された楕円形の粘土の容器には燃料と芯のために2ヶ所の開口部があります。これらは当時、主に壁のくぼみに置かれましたが、大きさは手のひらサイズです。
感謝する姿勢
私の住む地域は冬が厳しく、雪も降りつづきます。ある日、極寒の中、嫌々雪かきをしていると、郵便配達員が足を止めて声をかけました。私は「大雪つづきで、ぐったりだ」と答え、「こんな天気では、君も大変だね」と言うと、彼は「ええ、でも私には仕事があります。仕事の無い人もたくさんいますから、働けて感謝です」と答えました。
与え主を忘れるな
子どもたちに感謝の気持ちが希薄なことを思いあぐねていた母親がいました。今の時代、それも仕方がないかもしれないと思いつつも、子どもたちの心を育てたいと願いました。それで、赤いリボンに 「これが神さまの贈り物だということを見落とさないでね。神さまは私たち家族にとても良くしてくれます。それを忘れないようにしようね」と手書きで記し、家中の色々なものにつけました。冷蔵庫や戸棚の扉、洗濯機や乾燥機、水道の蛇口や照明のスイッチにもつけました。
天からの贈り物
こんな昔話があります。ニコラスという人が、貧しい父親について耳にしました。3人の娘たちに十分食べさせることも、婚礼の準備もできません。そこで、秘密裏に助けようと、金の入った袋を窓から投げ入れました。するとそれは、靴や靴下を乾かしていた暖炉の床に落ちました。その人は聖ニコラス(紀元270年生まれ)と呼ばれます。後のサンタクロースのモデルです。