海岸の岩場からハワイの海の写真を夫が撮っている間、私は大きな岩に座って自分の病状を心配していました。問題に対処するのは旅を終えてからですが、今、平安が必要です。私は、押し寄せ、黒岩に砕ける波を眺めていましたが、ふと、波間の暗い影に気付きました。カメラのズームを使って見てみると、それは波に乗るウミガメでした。大きく手を広げ、穏やかに、じっとしています。私は潮風を受けて微笑みました。
詩篇は「天は、あなたの奇しいわざをほめたたえます」と語ります(詩89:5)。神は「海の高まりを治めておられます。その波がさかまくとき、…それを静められます」(9節)。神は、世界とそれを満たすものの基を据えられました(11節)。ご自身の栄光のために、また、私たちがそれを楽しむために、すべてを造り、すべてを所有し、すべてを管理され、すべてに目的を与えられました。
私たちの信仰の土台は不変の神の愛です。私たちは、その土台の上に立ち、「御顔の光の中を歩みます」(15節)。神は力強く、慈悲深いお方です。私たちは一日中、神の御名を喜びます(16節)。どんな障害があろうとも、何度つまずいても、波に揉まれるときも、神は必ず支えてくださいます。
人生の荒波の中で、神の不思議に思いを致し、神の臨在と配慮を知ることで、平安と勇気と確信に満たされます。あなたには神の御手にゆだねるべき状況がありますか。
父よ、大胆な信仰で人生の波に乗れる力をくださり感謝します。その信仰の基が、神の不変の真実であることを感謝します。