ジョーは新設の慈善事業の運営に忙しく、毎日長時間働き、帰宅しても家族と過ごす時間や気力、体力は残っていませんでした。ついに過労で入院し、友人がチームを作って協力しようと申し出ました。しかし、そうなれば、自分の思い通りにいかないことも起こります。でも、このままではどうにもなりません。ついに、神と友人を信じて仕事を分担し、権限を委譲する決意をしました。そして今、神が遣わされた助け無しには、事業の発展も家族の幸福もなかっただろうと語ります。

愛ある人々の支援無くして繁栄はありません。モーセは神の民を率いて荒野にいました。教師、相談役、判事として彼らに仕え、忙殺されていました。しゅうとのイテロはそれを見て、「あなたも、あなたといっしょにいるこの民も、きっと疲れ果ててしまいます。このことはあなたには重すぎますから、あなたはひとりでそれをすることはできません」 (出18:18)と語り、神に忠実な人々と重荷を分け合うように勧めました。モーセは彼の助言を受け入れ、それは民全体の益になりました。

神は協力して働く人々の内に働き、また、その協力を通して働かれます。それを信じるなら、心に安らぎが来ます。