大きな音に驚いて外に出ると、窓に激突した鳥がデッキに倒れています。息はあるようですが動きません。どうか助かって…と思いました。
イエスは十二弟子に、汚れた「霊どもを追い出し、あらゆる病気、あらゆるわずらいをいやすため」に、「霊どもを制する権威をお授けに」なり(1節)、外の世界に派遣されました。この権威は喜ばしいことですが、他方、社会の上層部の人や家族を含む多くの人たちに反対されたり、悪魔に罠を仕掛けられたりするかもしれません(16-28節)。しかしイエスは次のように言われ、弟子たちを安心させられました。「二羽の雀は一アサリオンで売っているでしょう。しかし、そんな雀の一羽でも、あなたがたの父のお許しなしには地に落ちることはありません。…だから恐れることはありません。あなたがたは、たくさんの雀よりもすぐれた者です」(29-31節)。
イエスは恐れてはならないと言われました。なぜなら、彼らは神の御手の内にいるからです。
私は、あの鳥を一日中気にして何度も見に行き、助かるようにと祈りました。私でさえ一羽の鳥にこれほど心を寄せたのですから、神の配慮はもっと大きいに違いありません。私たちのことをどれほど親身に思っておられるでしょう。
今日まで神の配慮をどのように経験しましたか。神の御手で守られていると分かるなら、どんな場面でもどのように勇気を得られますか。
愛する父よ、常に私を見守り、心を込めて世話をしてくださり感謝します。