打たれ強い信仰
シルバーレイクの北岸に沿って立つ砂丘は、近隣の家屋を脅かしていました。住民らは侵食してくる大量の砂を取り除こうと奮闘しましたが、立派な家が眼前で砂に埋もれていくのを傍観するほかありませんでした。破壊されたコテージの瓦礫の撤去を監督していた地元の役人は、回避不能の事態だったと断言しました。どれほど頑張っても、砂丘が強固な地盤になることはありません。
愛が絶えないとき
一緒に海に行くとき、祖父は必ず腕時計を家においていったと、サンドラは語りました。ある日、その理由を尋ねると、「おまえと一緒にいる時がとても大切だと知ってほしいからだよ。一緒にいるときは時間にとらわれたくないんだ」と微笑んだそうです。彼の葬儀で披露された大切な思い出です。誰かが自分のために時間を作ってくれると、自分が大切にされていると感じます。そのことを思い巡らすと、次のみことばが心に浮かびました。
フレッシュスタート効果
ブリオニアは30歳の誕生日、好きではない営業の仕事を続けている自分に嫌気が差し、新しい仕事を探そうと決心しました。デビッドは、大晦日に鏡を見て、減量すると誓いました。ジェームズは、先月もカッとなってキレてしまったので、今月こそキレないように頑張ろうと自分に言い聞かせました。
みことばと新年
ミシュランはフィリピンで育ちましたが、辛いことがあると良書に慰めを得ていました。大学生になったとき、ヨハネの福音書1章を読んで、「石のような心が強く動かされた」と言います。「君は言葉を愛しているが、ちょっと聞いてほしい。常に暗闇を切り開くことのできる永遠のことばがある。それはことばなるお方、君を愛してくださることばだ」と誰かに言われたような気がしました。