母は結婚のために大学進学をあきらめました。1960年代のことです。しかし、家庭科の教師になる夢を捨てきれませんでした。3人の子どもを授かった後、学士の資格はないものの、ルイジアナ州の保険局で栄養士補佐の仕事に就きました。それは、健康的な食事のメニューを実際に料理して見せる家庭科の教師のような仕事でした。母は自分の人生を振り返り、神は彼女の祈りを確かに聞いて、心の願いをかなえてくれたと語りました。

私たちにも同じことが言えます。自分の願いと現実は正反対の方向を向いているかもしれません。しかし、神と共にいるなら、私たちは、主の愛とあわれみ、挫折からの復活を美しく映す人生を送ることができます。神は、楽しみ喜べと言われます(ヨエ2:21)。いなご等のこう害で年々失ったものを償(つぐな)ってくださるからです(25節)。神は、挫折や見果てぬ夢と葛藤する人を助けてくださいます。私たちは、ささげた犠牲に必ず報いてくださる、贖い主なる主に仕えています(マタ19:29)。

今、大きな試練に遭遇したり、敗北感に苦しんだりしているなら、回復させてくださる神を呼び求め、たたえましょう。