マーティン・ハンドフォードが1987年に発表した絵本、『ウォーリーをさがせ!』のウォーリーは、赤と白の縞柄のシャツ、同じ柄の靴下と帽子、ジーンズ、茶色のブーツ、そして眼鏡を身に着けています。ハンドフォードは、大勢の人がいるにぎやかなイラストの中にウォーリーを巧妙に隠しています。簡単には見つかりませんが、作者は必ず見つけることができると読者に約束しています。神を探すことは、ウォーリーを探すこととは違いますが、神は、必ず見つかると約束しておられます。

神は、捕囚の地でどのように生きるべきか、預言者エレミヤを通してユダの民に教えられました(エレ29:4-9)。ご自分の完全な計画に従って彼らを回復させるまで、彼らを守ることを約束され(10-11節)、その約束の成就によって、人々は祈る民に成長していくと語られました(12節)。

神は今日、イエスの生涯と聖霊を通じて、ご自身を証されていますが、私たちは忙しさに翻弄され、「神はどこにいるのか」と疑う誘惑に駆られるかもしれません。しかし、万物の造り主、治め主なるお方は言われます。神に属する人が、心を尽くして求めるなら、必ず神を見つけると明言しておられます(13-14節)。