メラニーとトレバーは一緒に山歩きをします。2人でないとできません。メラニーは二分脊椎のために車椅子生活で、トレバーは緑内障で失明しました。トレバーはメラニーを背負って山道を歩き、メラニーは口頭で道案内をします。2人はお互いを、コロラドの大自然を楽しむための最高の相棒、「ドリームチーム」だと語ります。

使徒パウロは、イエスを信じる者を「キリストのからだ」と述べますが、それは「ドリームチーム」というような意味です。彼はローマ教会の人々に、個々の賜物が全体を益するとはどういう姿かを説明しました。身体が異なる機能を持つ多くの器官から成り立っているように、私たちは「一つの(霊的な)からだ」の一部で、各々の異なった賜物は、全体を益するためにあります(ロマ12:5)。彼は、与えること、励ますこと、教えること、その他どんな霊の賜物も、全体に属する賜物だと教えています(5-8節)。

メラニーとトレバーは、自分に無いものを嘆いたり、相手に無くて自分にあるもので優越感を持ったりしません。自分の「賜物」を喜んで相棒に与えることで、協力の果実を共にエンジョイできることを理解しています。神にいただいた賜物と他の人の賜物を喜んで融合させましょう。主のためにそうしましょう。