読書会が始まって小説のあらすじの説明がありましたが、ジョアンには話の流れも登場人物も全く覚えがありません。やがて、間違えて課題図書と似た題名のノンフィクションを読んだからだと気付きました。その別の本も確かに面白かったのですが、正しい本を読んだ仲間たちと意見交換することはできませんでした。

さて、使徒パウロはコリント教会の人たちに「別のイエス」を信じてほしくはありませんでした。彼は偽教師たちが教会に入り込み、「別のイエス」を宣べ伝え、教会の人たちが、そのうそを受け入れたと指摘しました(Ⅱコリ11:3-4)。

彼は偽教師たちの異端の教えを糾弾しました。コリント人への手紙第一では、聖書が示すイエスに関する真理を再確認しています。このイエスは救い主です。「私たちの罪のために死なれ……三日目によみがえられ……十二弟子に現れ」最後にパウロに現れました(Ⅰコリ15:3-8)。処女マリアより生まれ、インマヌエル(共におられる神)と呼ばれ、神のご性質が表わされています(マタ1:20-23)。

あなたが知っているイエスは、このイエスですか。聖書に書かれているイエスの真理を理解し受容しましょう。そのことが天国に続く確かな霊の歩みを私たちに保証してくれます。