カーソンは、狩猟、釣り、オフロードバイク、スケートボード、と活動的でした。しかし、バイクの事故で重度の障害を負い、やがてうつになりました。将来の展望を失ったのです。しかし、仲間が狩猟に連れ出してくれると、美しい自然の中で、障害のことを忘れられました。心が癒やされ、新たな目標ができました。自分と同じような境遇の人が大自然を体験できる非営利団体(名称は「ハント2ヒール」)を運営することでした。カーソンは語ります。「災い転じて福となりました。私は恩返しがしたいとずっと思っていました。今、それができて幸せです」。彼は重度の身体障害者とその介護者たちのために、癒やしの場を提供しようと心を踊らせています。

預言者イザヤは、心の傷ついた人を癒やすお方が来られると預言しました(イザ61章)。その方は「心の傷ついた者を癒や」し、「すべての嘆き悲しむ者を慰め」(1、2節)ます。イエスは、故郷の会堂でこのみことばを読まれ、「あなたがたが耳にしたとおり、今日、この聖書のことばが実現しました」(ルカ4:21)と述べられました。イエスは私たちを救い、全人的に健やかにしようと来られました。あなたの心は癒やしが必要ですか。イエスを求めましょう。イエスは「憂いの心の代わりに賛美の外套(がいとう)を着けさせ」てくださいます(イザ61:3)。