私たち大勢の大学生は頭を垂れました。講師は献身の祈りを導き、国外宣教に導かれていると感じた学生は前に出るように促しました。私は友人のリネットが席を離れる気配を感じました。彼女はフィリピンで主に仕える約束をしたのです。私は立つように促されませんでした。米国にも神を知る必要のある人たちがいるので、自国で神の愛を伝えたかったのです。ところが10年後、私は英国に移って、神に賜った隣人たちの中で神と人に仕えていました。神が予想外の冒険に招かれていると悟り、思い描いていた未来図を転換させたのです。
イエスは、弟子に招いた漁師たちも含め、よく出会った人たちの意表を突かれました。「人間をとる漁師に……」と言われると、ペテロとアンデレは「すぐに」網を捨て、イエスに従いました(マタ4:20)。ヤコブとヨハネも「すぐに」舟を残して従いました(22節)。彼らはイエスと共に新しい冒険に出発しました。どこに行くのかは知らずとも、イエスを信頼して、です。
もちろん、今いるところで仕えなさいと、神は多くの人に呼びかけられます。外国に行こうが、地元に残ろうが、神はあなたを夢にも思わなかった形で仕えさせてくださり、すばらしい経験をさせてくださいます。私たちは皆、そう期待することができます。
神が生きて働かれるという話を聞くと、どう感じますか。あなたは神にどのように驚かされましたか。
主よ、あなたは、一人一人に違った形で、驚くような方法で、「私に従い、仕えなさい」と人々に呼びかけられます。その声を聞き分け、召しに応えることを教えてください。
今月のトピック「死を超える真の希望」を読みましょう。
今月のトピック「死を超える真の希望」を読みましょう。