チャールズ・シメオンは、英国ケンブリッジ大学に通う前、大好きな馬や服に多額の金を使っていました。しかし、大学で必須の聖餐(せいさん)式にあずかるうちに信仰について考え始めました。そして数々の信仰書を読んだ後、1779年4月4日のイースターの早朝、劇的に回心しました。目覚めると「イエス・キリストは今日よみがえられた! ハレルヤ! ハレルヤ!」と叫んだのです。そして聖書の学び、祈り、礼拝に打ち込むようになりました。
最初のイースターの日、2人の女性がイエスの墓で、御使いが石を転がしたことによる大きな地震に遭いました。御使いは言いました。「あなたがたは、恐れることはありません。……ここにはおられません。前から言っておられたとおり、よみがえられたのです」(マタ28:5-6)。彼女たちは大喜びし、直後に現れたイエスを拝し、弟子たちに伝えようと走っていきました。
復活のキリストとの出会いは過去に限定されていません。主は今ここで、私たちと会うと約束をしておられます。墓に行った女性たちやチャールズ・シメオンのような劇的な出会いか否かは分かりません。イエスがどんなふうにご自分を現されたとしても、あなたはイエスに愛されていると信じることができます。