Month: 3月 2024

うちに住むイエス

吹雪の間、我が家に避難したことをきっかけに、母と同居することになりました。知恵や助言をもらったり、先祖のことを教えてもらったりと、良いことがいろいろ起こりました。私の夫とも親友になりました。母はもう客ではなく、かけがえのない家族の一員になりました。神のみもとに帰った今でも、私たちの心を永遠に変え続けています。

口を閉じている限り、自分は悪くない。それが私の態度でした。同僚の言葉を誤解して腹を立てましたが平静を装い、毎日顔を合わせなければならないので、会話は必要最低限に留めました。沈黙が仕返しです。この態度のどこがいけないのでしょう。

神の指示に従って語る

チョウがうるさい生き物だとは普通は思いません。確かに、オオカバマダラの1匹が羽ばたいても何も聞こえません。しかし、その短い生涯を始めるメキシコの熱帯雨林では、何百万匹もが同時に羽ばたき大音響を響かせます。それはまるで大きな滝のとどろきのようです。

能登半島地震 被災地のための祈り

祈りの課題を更新しました。祈りの必要はまだ減じていません、人々の状況や心中を想像してともに祈りましょう。

3月の祈りの課題

祈りの課題を更新しました。是非、祈りを通して私たちの働きに加わってください。

イースタ特設サイト「誰とも比べない 私はただ主に従う」

復活の主に最初に出会ったマグダラのマリアの生涯から、イエスに応えて歩む幸いについて学びましょう。

誰かのために

先日、ある会社役員と数日間行動を共にしました。彼は何十億ドルもの資金を運用していますが、利益追求や他社の買収よりも、社会に益をもたらす行為や投資にやりがいを感じると言います。高等技術を指導する学校を開発途上国に設立する、企業の労働環境向上を後押しする、忖度(そんたく)や派閥争いでよどんだ重役会議を自身の影響力をもって前進させるなど、次々とアイデアが浮かぶそうです。

大学で広報室長を務める友人は、自身のメルマガで支援を募りました。化学療法を受けるある女子高生のために、配食、病院への送迎、寄付といったサポートを長期にわたって提供するためです。別の友人は、分からないことがあれば何でも調べるたちで、ミツバチの死亡率の上昇と食糧危機の関連性について徹底的に調べました。そして、ミツバチの保護につながる身近で簡単な方法をリストにしてくれました。ミツバチだけでなく人類にとっても健全な生態系の保全のためです。

この3 人が置かれた状況や立場は異なります。また、才能やスキルも様々です。しかし、共通点があります。それは、自分の持てるものを誰かのために提供していることです。これはまさに、ペテロが呼び掛けた生き方です。「それぞれが賜物を受けているのですから、神の様々な恵みの良い管理者として、その賜物を用いて互いに仕え合いなさい」(Ⅰペテロ4:10)

ペテロは、影響力や専門知識、資金の大小に言及しませんでした。それぞれの成果の重要度についても触れません。彼が伝えたかったのは、神が私たち一人一人に資質や能力、すなわち賜物を与えておられるという事実です。それは、誰かのために使うためです。

デイリーブレッド寄稿者 Winn Collier

自分の資質や能力は、神が与えてくださったものです。それを十分に活かすことが「恵みの良い管理者」だと言えます。
【このテーマは今月の以下のエッセーでも取り上げています。】
1日 持ち主か管理人か
8日 持っているものを用いる
15日 遺すものは何か
22日もう一段、進んだ愛

持ち主か管理人か

ある大企業の社長は、膨大な富を相続する家族はさまざまな誘惑に襲われるだろうと心配しました。そして「私は会社の持ち主か、それとも管理人か」と自問すると、会社の所有権を手放して持ち株をすべて信託財産にしました。信託資産の利益がキリストの働きに用いられるようにも計らいました。彼が自分のものは神のものという信仰によって決断したので、家族の面々は、自ら働いて生計を立てることができました。