ある夜、救急診療に連れて行くことを考えるほど、息子が花粉症で苦しみました。私たちはやっと親族の深刻な病気の心配から解放されたばかりです。私は気落ちして、祈る気にもなれません。しかし夫は、これまでの神の助けを思い起こして奮起し、善処できるように祈りました。すると間もなく、薬が効いて息子の症状が改善しました。
偵察隊の仲間たちが気落ちする中、カレブとヨシュアは楽観的でした(民14:6-9)。神はその地を下さると彼らに約束しておられました。カレブはモーセに言いました。「そこを占領しましょう。必ず勝てます」(13:30)。しかし他の者たちは、カナン人は強く、町は城壁で強固に守られている、と反対しました(28、31-33節)。
カナンの占領は大きな挑戦でしたが、カレブの信仰は、苦難の時代に体験した神のご真実によって強められていました。神の民は、最終的にカナンを征服し、カレブは「心から」主に従い通したという理由で、所有地を与えられました(ヨシ14:9)。
絶望する状況は少なくありません。しかし、神を知り、神の誠実さを信じる人は、訳あって、希望を失いません。それは、どんな状況にも耐えられる神の力と恵みがあるという実体験です。
あなたが落胆や戸惑い、恐怖を感じているとき、神は、あなたの祈りにどう応えられると思いますか。神は、あなたの味方だと知ると、どう感じますか。