すごい!
その施設に着くと、みんなが「ワァー!」と声を上げました。そこはミニストリーに携わる人たちが、休養したり、学んだり、交わったりできるようにと、ある人が財を投じて建てた施設でした。キングサイズのベッドを備えたスイートルーム、二段ベッドの寝室、最新機器を備えたキッチン、気持ちの良いダイニングエリアなどが完備されています。フルサイズの室内バスケットボールコートもあります。私たちは「すごい!」を連発しました。

平和を希求する
サビン・ハワードの『兵士の旅』(2024年完成)は、第一次世界大戦に参戦した一人の兵士の歩みを38体のブロンズ像で表すレリーフです。家族と別れるシーンに始まり、戦争に対する世間知らずな高揚感、戦場のおぞましさと続きます。彼は戦後、無事に帰還し、娘が父のヘルメットをのぞき込んでいます。しかし、そのヘルメットには第二次世界大戦を予感させるものが刻まれています。ハワードは、「気高さをのぞかせることも、動物のレベルに堕落することもある」という人間の姿を描こうとしました。

新たな希望
ティアの18歳の息子は自閉症で人付き合いを嫌いますが、最近、放課後も図書館にいます。その理由を尋ねると、「ナビンと勉強している」と打ち明けました。ナビンは、ティアの息子が困っていると気付き、手を差し伸べたクラスメイトでした。息子に生まれて初めて友達ができ、ティアは本当に励まされました。

信仰の大ジャンプ
幼い皇帝ペンギン、約700羽が、南極大陸の崖っぷちに集まっていました。15メートル下は冷たい海です。やがて1羽が決死のジャンプを試みました。すると、多くがそれに続きました。幼いペンギンは通常、数十センチの高さから飛び込み、初泳ぎをします。このような命懸けのダイブが撮影されたのは、この時が初めてでした。

真理を愛す
ジャックは大工に憧れていて、まだ16歳ですが、セメントや屋根板を扱い、壁の組み立てができます。一方、学校の勉強はもうひとつです。それを愛していないからです。建築の知識が豊富なのは、建築を愛しているからです。