Month: 6月 2025

全ての言語で

アテネ中心部のある教会で、神の愛が母国の人々に届くように、仏語、独語、スロバキア語、ギリシャ語、英語など、さまざまな言語で祈りがささげられました。ペンテコステ当日だったこともあり感動はひとしおでした。

一つ

オックスフォード大学のウルフソン・カレッジに『彼らも一つとなるため』という現代アートがあります。複数のパネルで構成されたこの絵画には、飾り気のないテーブルの上に質素なカップが13個描かれています。そのシンプルさで最後の晩さんの奥深さを際立たせています。中央の目を引く大きなパネルには、イエスを表すパンと杯が描かれ、その周囲に配置された12個のパネルは、弟子たちの存在を示しています。

辛苦を無駄にしない道

その痛みを無駄にしないでね、という彼女の言葉に、急死した彼女の息子の葬儀を司式した過去を思い出しました。彼女は心の痛みを知っています。同時に辛苦を無駄にしない道があることも実体験から分かっていました。神は、ご自分の栄光のために、また、人を助けるために、それを用いることができるのです。

与えるという賜物

実業家ロバート・ヘイル・ジュニアは、2024年、大学の卒業生1200人に次のような祝辞を述べました。「この困難な時代は、分かち合い、思いやり、与えることが必要だと示しています。(私と妻は)皆さんに二つの贈り物をします。一つは受ける、もう一つは与えるという贈り物です」。そして500ドル入りの二つの封筒が全員に配られました。一つは自分用、もう一つは必要な人への贈答用です。

それは恐ろしい

ユダヤ人の哲学者イェフダ・ハレヴィが千年以上前に書いた詩が、20世紀に翻訳されました。「それは恐ろしいこと 死が触れるものを愛することは」と始まり、その恐れの裏にあるものも「愛すること……そしてああ、失うこと」と明示しています。