
共助の心
マクミラン夫妻はアラバマ州で貧困高齢者のための店を始めました。列に並んだ全員に、自分たちの蓄えを使って、無料で温かい食事を提供します。まともに食べられない人、外食などできない人が少なくないからです。店の募金箱は空の日もあれば、お礼の手紙だけの日もあります。千ドルの寄付が入っていることもあります。「とにかく必要は賄われています。私たちの目標は、必要を賄い、食を介して人としての尊厳を取り戻してもらい、地域に共助の心を育むことです」

キリストをしっかり見る
子どもの自転車の練習に付き合うのは大変だ、とアンドリューは思いました。5歳の息子は毎回斜めに走って行き、倒れてしまいます。父は、見る方向のせいだと気付いて言いました。「あの木をしっかり見て、こいでみて」。その通りにすると、息子は真っすぐに、どんどん進んで行きました。

秘宝
オーストラリア人の写真家クリスチャン・スペンサーは、ブラジルのイタチアイア国立公園で20年以上も撮影しています。彼がとくに好む被写体は、太陽光で虹色に輝く羽を広げたハチドリです。彼は、ハチドリが太陽とカメラの間を飛んでいく時、その羽がプリズムの役割を果たして虹色に輝くことを発見しました。これはハチドリ以外の鳥でも起こることで、それを捉えた他の写真家たちの作品もあります。

神は守られる
アメリカ全土の裕福な人たちが、小・中・高を通して学業優秀な生徒を後援し、居住する地域の州立または公立大学の4年間の学費を肩代わりするという約束をしました。ある調査によると、このニュースに奮い立つ生徒が、家の経済状態にかかわらず、多数現れたそうです。ある教師は「考え方の大転換をもたらしました。幼稚園児が皆、大学に行くと言います。実際そうなるでしょう」と語ります。近未来の約束が将来の目標と希望をくれたのです。
