スマホを使ってチェックインしようと、空港の自動受付機に近づいて気付きました。スマホがありません。タクシーに置き忘れたのです。どうすれば該当の車の運転手に連絡が取れるでしょう。
慌てて空港のWi-Fiにパソコンをつなぎましたが、手遅れではないかと不安でした。ところが夫はアプリの位置情報から、私の携帯が私の元にないと気付いていて、「タクシー会社の番号を送って。後のことは任せて」とメールをくれていました。夫が解決に向けて動き出してくれていると知り、私は安心しました。
親しい間柄なら、どんな時でも頼れます。そういう安心感が、神が私たちに享受させたいと願われる平安の一端であると思います。ペトロの手紙一5章7節は「思い煩いは、何もかも神にお任せしなさい。神が、あなたがたのことを心にかけていてくださる」のだから、と語ります。つまり、神は私たちを大切だと思っておられるので悩みや心配事を引き受けてくださるのです。どうすればよいのかしらと自分の頭で考えあぐねず、神にお任せすればよいのです。
悩みごとを神に委ねるとは、自分を低くすることです(6節)。神の方がうまく対応できると認めることですから。一旦は追い込まれる状況になるかもしれませんが(10節)、神のご配慮と導きや助けの内で憩うことができます。
あなたには神の御手に委ねるべきことがありますか。神があなたの面倒を見てくださると知ると、どのように励まされますか。