米国で南北戦争(1861-65年)が長引くと、両軍は兵力不足で、徴兵に頼らざるを得なくなりました。しかし、南部連合の法律では自分の代わりを雇うことで兵役が免除されました。代替兵は、徴兵年齢に達していない、またはそれを超えた人たちです。兵役を逃れる人は、通常、手数料を政府に、多額のお金を代替兵に払いました。代替兵を雇えたのは金持ちだけでした。

使徒パウロは、霊の戦いについて書きました。「人は皆、罪を犯して神の栄光を受けられなくなって」おり(ロマ3:23)、「罪が支払う報酬は死です」(6:23)。ここに抜け道はありません。しかし、代替えはどうでしょう。ヘブライ人への手紙の筆者は、神が憐(あわ)れみによって、ご自分の御子を万民の身代わりにされたとたたえています。御子は、罪人の私たちに必然の刑罰を身代わりに受けてくださいました。「ただ一度イエス・キリストの体」が献げられたことで、私たちの負債は償われました。そして、「聖なる者とされた」(ヘブ10:10)のです。ですから、私たちは「キリストと共に死」に、いつの日か「キリストと共に生きることにもな」ります(ロマ6:8)。

それはまさに、良い知らせです。単に霊の戦いの生き残り、というだけではなく、キリストの身代わりの死によって、私たちは神の息子、娘になったのです。