ラム・ワイチャンは、日本の教会に仕えようと国を出ましたが、着いて慌てました。会員はわずか20人。日本のキリスト者は、総人口の1%未満。宣教師の墓場と言われて久しく、多くの教会はがらがらです。まるで沈みかけた船を引き継いだ気分だった、と彼は言います。そこで必死になって祈ると、神の語りかけを感じました。「教会を私に返しなさい」
彼は、礼拝や賛美スタイルを「今風」にする代わりに、自分や家族の課題、またイエスを知らない友人のことを祈るように教会員に求めました。会員数はゆっくりと増え、2倍になりました。
真摯(しんし)な祈りは、豊かな霊性と生命力に富んだ聖書的な教会形成の模範です。使徒パウロは「どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい」(フィリ4:6)と述べました。まず、このように祈りましょう。そうやって、教会の働きを神におささげしましょう。私たちの役目は、種をまき、水をやることです。口ばかりではいけません。そして何よりも「大切なのは、植える者でも水を注ぐ者でもなく、成長させてくださる神」(Ⅰコリ3:7)です。
「イエス・キリストという既に据えられている土台を無視して、だれもほかの土台を据えることはできません」(11節)。教会を祈って神に返しましょう。そして成長を見守りましょう。
キリストの共同体を築くあなたの働きを吟味するものは何でしょう。どんなことが、その努力を、神にお返しすることといえますか。