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寄稿一覧 Ade Chandra

失うこと、見つけること

1年で聖書を!
◆ 詩篇64-66
聖書のみことば ルカ15:4-10
 
なくした銀貨を見つけましたから、いっしょに喜んでください。―ルカ15:9

先日、クレジットカードが見当たらなくて大騒ぎをしました。クレジットカードの紛失は一大事です。誰かに拾われて悪用される危険性は言うまでもありませんが、その他にも、自動支払いや日々の買い物など、カードが再発行されるまで色々と不便が生じます。パソコン机の下に落ちていたカードを妻が見つけてくれたときには、どんなに安堵したことでしょう。

ライオンでもある小羊

1年で聖書を!
◆ 詩篇61-63
聖書のみことば 黙示録5:1-12
 
イエスの御名によって、……すべてが、ひざをかがめ、すべての口が「イエス・キリストは主である」と告白して、―ピリピ2:10-11

ユダ族から出た獅子(黙5:5)、ほふられた小羊(6節)と、使徒ヨハネはヨハネの黙示録5章でイエスを描写しました。この描写についてチャールズ・スポルジョンは、「なぜ、私たちの高貴な主が栄光の中に傷ついた姿で現れなければならないのだろう」と自問しました。その答えは「イエスの傷がイエスの栄光なのだ」でした。

最高の教師

1年で聖書を!
◆ 詩篇58-60
聖書のみことば 詩篇1
 
幸いなことよ。悪者のはかりごとにあゆまず、―詩篇1:1

若者たちと将来について話すと、「世の中に出て行って悪い人と付き合ったり、世俗的な状況に身を置かない限り、人間として成長することはできない」という人がいます。このような考え方に飲み込まれ、信仰から離れてしまった未熟なクリスチャンは少なくありません。

クジャクとその足

1年で聖書を!
◆ 詩篇55-57
聖書のみことば Ⅱコリント12:7-10
 
わたしの力は、弱さのうちに完全に現れるからである。―Ⅱコリント12:9

雄のクジャクは、青緑がかった虹色の羽と、金や赤、そして青い「目」のついた長い尾をもった華麗な生き物です。それは非常に美しい鳥ですが、醜い足をしています。

友だちの輪

1年で聖書を!
◆ 詩篇52-54
聖書のみことば エペソ2:1-13
 
しかし、以前は遠く離れていたあなたがたも、今ではキリスト・イエスの中にあることにより、キリストの血によって近い者とされたのです。―エペソ2:13

自閉症やダウン症の高校生の多くは、自分は仲間外れにされたり無視されているように感じます。彼らは昼食の時間もひとりです。他の生徒たちは、彼らとどうかかわったらよいのか分からなかったり、その人たちに関心がなかったりするからです。

答えられない

1年で聖書を!
◆ 詩篇49-51
聖書のみことば ルカ18:1-8
 
いつでも祈るべきであり、失望してはならないことを教えるために、イエスは彼らにたとえを話された。―ルカ18:1

最も辛いのは答えられない祈りではないでしょうか。みなさんも思い当たるかもしれません。例えば、友人が依存症から救われるように、家族が救われるように、病気の子が癒されるように、壊れた人間関係が修復できるように、などと祈ります。どの課題も神の御心にそっています。

「楽な」人生への道

1年で聖書を!
◆ 詩篇46-48
聖書のみことば Ⅰテサロニケ3
 
このような苦難の中にあっても、動揺する者がひとりもないようにするためでした。あなたがた自身が知っているとおり、私たちはこのような苦難に会うように定められているのです。―Ⅰテサロニケ3:3

幸せを感じられない若者をテーマに執筆を続けるローリ・ゴットリーブへのインタビューは、「親は子どもを幸せにするために必死になりすぎていませんか」「それが結果的に逆の効果をもたらしていませんか」で始まります。ローリの結論は、「そのとおり」です。

天国へ行く

1年で聖書を!
◆ 詩篇43-45
聖書のみことば ローマ3:21-28
 
「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたも……救われます」―使徒16:31

教会学校の夏期聖書キャンプで小学校3、4年生の担当をしました。最後の日には、参加者25名の子どもたち全員にプレゼントをあげるつもりでした。しかし子どもたちには、どうすれば天国に行けるかを話してくれたらプレゼントをあげようと言いました。

手に負えない不測の事態

1年で聖書を!
◆ 詩篇40-42
聖書のみことば ヤコブ4:13-17
 
むしろ、あなたがたはこう言うべきです。「主のみこころなら、私たちは生きていて、このことを、または、あのことをしよう。」―ヤコブ4:15

人生には予期しないことが起こって、厄介な状況に陥ってしまうことがあります。数十年前のことですが、私の父は自分に落度がないのに解雇されました。その出来事が家族に与えた衝撃を今でも覚えています。養うべき子どもがたくさんいたので、失業は痛恨の一撃でした。