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寄稿一覧 Ade Chandra

私たちの内なるイエス

1年で聖書を!
◆ 詩篇129-131
◆ Ⅰコリント11:1-16
聖書のみことば ガラテヤ2:15-21
 
走るべき道のりを走り終え、信仰を守り通しました。今からは、義の栄冠が私のために用意されているだけです。―Ⅱテモテ4:7-8

トライアスロンは、3.8キロの水泳、180キロの自転車ロードレース、そして42.195キロのフルマラソンで構成されています。誰もが簡単にできることではありません。しかし、ディック・ホイトは、障がいを持つ息子のリックと共にレースに参加し、完走しました。水泳ではリックを小さなボードに乗せて引っ張り、自転車レースではリックを専用シートに乗せて走りました。そして最後は、リックの車椅子を押しながらマラソンを完走しました。リックは父の力でレースを走り抜くことができました。リックひとりではできなかったことです。

見方のずれ

1年で聖書を!
◆ 詩篇126-128
◆ Ⅰコリント10:19-33
聖書のみことば 出エジプト記14:1-14
 
パロとその全軍勢を通してわたしは栄光を現し、エジプトはわたしが主であることを知るようになる。―出エジプト記14:4

問題を真剣に解決したいと思っているのですか。職場や教会、あるいは家族会議で、そんな言葉が飛び出すことがあります。それは多くの場合、理解に苦しむ言動をする人に苛立ちを感じるからですが、それには双方の見方のずれが関係しています。

失敗した躾

1年で聖書を!
◆ 詩篇123-125
◆ Ⅰコリント10:1-18
聖書のみことば Ⅱサムエル記13:21-29
 
すべての懲らしめは、そのときは喜ばしいものではなく、かえって悲しく思われるものですが、後になると、……平安な義の実を結ばせます。―ヘブル12:11

私たちの家は森の中にあるので、日当たりはよくありません。けれども私は、大好きなトマトを育ててみたいと思って苗をプランターに植え、比較的太陽の当たるところに置きました。すると、トマトの茎はどんどん伸びていきます。しかし、喜んだのもつかの間。それは茎が育っていたというよりは、日差しを求めて伸びていただけだったのです。そうと気づいた時には、トマトの茎が自分自身を支えられなくなっていました。支柱を立ててまっすぐに立たせようとしてみましたが、気をつけていたにもかかわらず、絡まった茎のひとつが折れてしまいました。

へりくだり

1年で聖書を!
◆ 詩篇120-122
◆ Ⅰコリント9
聖書のみことば ピリピ2:1-11
 
[イエスは]自分を卑しくし、死にまで……、実に十字架の死にまでも従われました。―ピリピ2:8

大学生の頃、多くのプロポーズ話を聞きました。友人たちは目を輝かせて、求婚したり、されたりした話をしてくれました。ある人はおしゃれなレストランで、ある人は夕日を眺めながら、また、別の人は馬車の中で…。一方、相手の足を洗ってプロポーズをしたという話もありました。彼はこの行為を通して、生涯愛し続けるためには「へりくだり」が必要であることをしっかり理解している、と証明したのです。

主の優しさ

1年で聖書を!
◆ 詩篇119:89-176
◆ Ⅰコリント8
聖書のみことば 詩篇119:97-104
 
どんなにか私は、あなたのみおしえを愛していることでしょう。―詩篇119:97

何年か前、英国男爵のジェームス・バリー卿の短いエッセーを読みました。そこには、自分の母親に関する詳しい記述がありました。バリー卿の母は、神と聖書のみことばを深く愛し、ページがほどけてばらばらになるほどに聖書を読み込んだそうです。バリー卿は「それは今、私の聖書です。そして、ばらばらにならないように母がページを縫いつけた黒い糸も、私にとっては、聖書の内容の一部なのです」と語りました。

かかって来い!

1年で聖書を!
◆ 詩篇119:1-88
◆ Ⅰコリント7:20-40
聖書のみことば Ⅱコリント11:22-12:10
 
むちで打たれたことが三度、……難船したことが三度あり、……難に会い、労し苦しみ、……飢え渇き、―Ⅱコリント11:25-27

あるテレビ番組が、世界でもっとも危険な空港を取り上げていました。そのひとつは、既に閉鎖されている香港の啓徳空港です。私も行ったことがありますが、確かに乗客にとってはスリル満点、そしてパイロットにとっては技量を試される空港と言えます。一方の着陸路を取るなら、飛行機は摩天楼の上空を通過し、滑走路に降りるや、海に突っ込む前に機体を停止させなければなりません。また別方向から着陸するときは、飛行機が山中に突っ込んで行くように感じられるのです。

鳥とユリと私

1年で聖書を!
◆ 詩篇116-118
◆ Ⅰコリント7:1-19
聖書のみことば ルカ12:22-34
 
だから、わたしはあなたがたに言います。いのちのことで……心配したりするのはやめなさい。―ルカ12:22

昔のテレビ番組の中で、あるベテラン警部補は、街にパトロールに出かける若い警官たちにいつも声をかけていました。「気をつけて行けよ!」と言うのです。これは良いアドバイスであり、愛情のこもった警告です。彼はパトロール中に起こり得ることを知っているのです。

喜ばしい日

1年で聖書を!
◆ 詩篇113-115
◆ Ⅰコリント6
聖書のみことば Ⅱテモテ4:1-8
 
これらのことをあかしする方がこう言われる。「しかり。わたしはすぐに来る。」アーメン。主イエスよ、来てください。―黙示録22:20

子どもたちがまだ小さかった頃、私は10日間の聖会奉仕の旅を終えて帰国しました。当時の飛行場は、到着の客を出迎える人たちがゲートの中まで入ることが許されていたので、飛行機が着陸してタラップから降り立つと、幼い子どもたちが出迎えてくれました。みんなパパに会えた嬉しさのあまり、大声で泣きじゃくっていました。妻を見ると、目に涙をいっぱいためています。私は、何も言えませんでした。子どもたちが私の足に抱きついて「パパ!パパ!」と叫ぶのを見ていた人々も、涙を誘われていました。それは、本当に素晴らしいひとときでした。

人生の道について考える

1年で聖書を!
◆ 詩篇110-112
◆ Ⅰコリント5
聖書のみことば 箴言4:14-27
 
力の限り、見張って、あなたの心を見守れ。……あなたの足の道筋に心を配り、―箴言4:23,26

カール・ラーベダーという47歳のオーストリア人の男性は、4億円相当の全財産を寄付しました。大金を稼いでは使う派手な生活によって、自分は本当の幸せから遠ざかっていると感じたからです。彼は、ロンドンのデイリー・テレグラム紙に対してこう言いました。「私は、欲しくも必要でもないもののために、奴隷のように働いていると感じました。人生で最大のショックは、この『五つ星』生活が、温かみのないひどい虚構だと気づいたことです。」彼は、中南米の人々を助ける慈善団体を設立し、その基金として財産を寄付しました。