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寄稿一覧 Ade Chandra

コロンブスの月食

1年で聖書を!
◆ ヨシュア記22-24
◆ ルカ3
聖書のみことば Ⅱコリント2:14-17

 
私たちは、多くの人のように、神のことばに混ぜ物をして売るようなことはせず、―Ⅱコリント2:17

コロンブスは、航海の最中、乗組員の食糧が底を突きそうだと気づきました。船はジャマイカ島に着き、彼らは島民から食べ物をもらって喜びました。しかし、やがてそれも少なくなり、彼らはお腹をすかし始めました。

失敗者

1年で聖書を!
◆ ヨシュア記19-21
◆ ルカ2:25-52
聖書のみことば ヨハネ21:3-17

 
彼らが陸地に上がったとき、そこに炭火とその上に載せた魚と、パンがあるのを見た。―ヨハネ21:9

ハンバーグ、ソーセージ、厚切り肉など、妻の指示に従ってバーベキューをするのが、私の役目です。私は一流のバーベキュー・シェフではありませんが、一度嗅いだら忘れられない、あの炭火焼きの匂いが大好きです。というわけで、「炭火」がおこしてあるというヨハネの福音書21章9節の場面には自然と目が留まります。なぜヨハネは、イエスがご自分を裏切ったペテロに再起を促された話を、このように事細かく書き記したのでしょう。

グラシャス

1年で聖書を!
◆ ヨシュア記13-15
◆ ルカ1:57-80
聖書のみことば Ⅰ歴代誌16:7-10, 23-36

 
主に感謝して、―Ⅰ歴代誌16:8

私はメキシコに行ったとき、スペイン語が話せたらよいのにと思いました。私に言えるのは、グラシャス(ありがとう)、ムイ・ビエン(よいです)、オラ(こんにちは)といった言葉だけです。私は、出会った人や何かしてくれた人たちに、「グラシャス」だけしか言えないので、だんだん飽きてきました。

花を咲かせるために

1年で聖書を!
◆ ヨシュア記10-12
◆ ルカ1:39-56
聖書のみことばⅠペテロ1:1-9

 
キリストの苦しみにあずかれるのですから、喜んでいなさい。
―Ⅰペテロ4:13

私たちはマンションに住んでいるので、うちの花壇とは屋内の鉢植えのことです。ところが、水や肥料を与えても、当初は花を咲かせませんでした。しばらくすると、花を咲かせるためには、土をほぐしてひっくり返さなければいけないと分かりました。今では、植木鉢の植物は生き生きした葉をつけ、花も咲いて、私の目を楽しませてくれます。

無料で褒めます

1年で聖書を!
◆ ヨシュア記7-9
◆ ルカ1:21-38
聖書のみことば 箴言16:20-28

 
親切なことばは蜂蜜、たましいに甘く、骨を健やかにする。―箴言16:24

世の中の話題が、経済危機などの憂鬱なニュースばかりだったとき、パーデュー大学のふたりの学生が、大学のみんなを明るくしようと決めました。キャメロン・ブラウンとブレット・ウェストコットは、水曜日の午後の120分間、キャンパスの人通りの多い歩道に「無料で褒めます」と書いた大きな看板を立て、通り過ぎる人たちに「その赤いコート、良く似合うよ」、「そのスノーブーツかっこいい!」、「とても素敵な笑顔だ」などと言って褒めるのです。彼らの暖かい言葉を聞きたくて、水曜日はわざと「褒め屋」のいる場所を通るという学生もいます。

1年で聖書を!
◆ ヨシュア記4-6
◆ ルカ1:1-20
聖書のみことば ヨシュア記4

 
あなたがたの子どもたちが……「これらの石はどういうものなのですか」と聞いたなら、あなたがたは、その子どもたちにこう言って教えなければならない。「イスラエルは、このヨルダン川のかわいた土の上を渡ったのだ。」 ―ヨシュア記4:21-22

つい最近のことですが、音楽の才能豊かな友人のケビンとイルザが、音楽愛好家の友人たちを自宅に招いて、焚き火を囲んだ即興演奏会を開きました。招待客たちは焚き火の周りに置く石を持参するように言われました。けれども、ただの石ではいけません。自分たちが友だちになった日や、その出来事などをその石に書き記して持ってくるように言われました。

武具を着ける

1年で聖書を!
◆ ヨシュア記1-3
◆ マルコ16
聖書のみことば エペソ6:13-21

 
邪悪な日に際して対抗できるように、また、いっさいを成し遂げて、堅く立つことができるように、神のすべての武具をとりなさい。―エペソ6:13

私は、子どもの頃にアメリカン・フットボールを始めました。まず慣れなければならなかったのは防具です。ヘルメットや肩パッド、その他の防具を着けて走ろうとすると、最初はかさばってぎこちなく、うまく走れませんでした。けれども、しばらくすると慣れてきて、けがから守ってくれる友だちのように感じ始めました。アメフト選手が防具をつけるのは、戦いに出かけるときです。危険な敵に立ち向かうとき、それが自分を守ってくれると知っています。

怒らないでいる

1年で聖書を!
◆ 申命記32-34
◆ マルコ15:26-47
聖書のみことば 詩篇37:8-11

 
怒ることをやめ、憤りを捨てよ。―詩篇37:8

わたしの友人の便箋にはロダンの有名な彫刻「考える人」が印刷してあります。そして、その下には「人生は不公平だ」と記されています。

 
まったくもって、人生は不公平です。人生は公平という主張や論理はすべて人をだましています。それは、錯覚にすぎません。

頼み綱になる

1年で聖書を!
◆ 申命記30-31
◆ マルコ15:1-25
聖書のみことば ルカ7:1-10

 
イエスのことを聞き、みもとにユダヤ人の長老たちを送って、しもべを助けに来てくださるようお願いした。―ルカ7:3

がっちりとした工場労働者が「妹のために祈ってくれないか?」と、きまり悪そうに尋ねました。私は疑いの目で彼を見返しました。ある夏休みのアルバイト先の工場での出来事です。