失敗者
◆ ヨシュア記19-21
◆ ルカ2:25-52
彼らが陸地に上がったとき、そこに炭火とその上に載せた魚と、パンがあるのを見た。―ヨハネ21:9
ハンバーグ、ソーセージ、厚切り肉など、妻の指示に従ってバーベキューをするのが、私の役目です。私は一流のバーベキュー・シェフではありませんが、一度嗅いだら忘れられない、あの炭火焼きの匂いが大好きです。というわけで、「炭火」がおこしてあるというヨハネの福音書21章9節の場面には自然と目が留まります。なぜヨハネは、イエスがご自分を裏切ったペテロに再起を促された話を、このように事細かく書き記したのでしょう。
無料で褒めます
◆ ヨシュア記7-9
◆ ルカ1:21-38
親切なことばは蜂蜜、たましいに甘く、骨を健やかにする。―箴言16:24
世の中の話題が、経済危機などの憂鬱なニュースばかりだったとき、パーデュー大学のふたりの学生が、大学のみんなを明るくしようと決めました。キャメロン・ブラウンとブレット・ウェストコットは、水曜日の午後の120分間、キャンパスの人通りの多い歩道に「無料で褒めます」と書いた大きな看板を立て、通り過ぎる人たちに「その赤いコート、良く似合うよ」、「そのスノーブーツかっこいい!」、「とても素敵な笑顔だ」などと言って褒めるのです。彼らの暖かい言葉を聞きたくて、水曜日はわざと「褒め屋」のいる場所を通るという学生もいます。
石
◆ ヨシュア記4-6
◆ ルカ1:1-20
あなたがたの子どもたちが……「これらの石はどういうものなのですか」と聞いたなら、あなたがたは、その子どもたちにこう言って教えなければならない。「イスラエルは、このヨルダン川のかわいた土の上を渡ったのだ。」 ―ヨシュア記4:21-22
つい最近のことですが、音楽の才能豊かな友人のケビンとイルザが、音楽愛好家の友人たちを自宅に招いて、焚き火を囲んだ即興演奏会を開きました。招待客たちは焚き火の周りに置く石を持参するように言われました。けれども、ただの石ではいけません。自分たちが友だちになった日や、その出来事などをその石に書き記して持ってくるように言われました。
武具を着ける
◆ ヨシュア記1-3
◆ マルコ16
邪悪な日に際して対抗できるように、また、いっさいを成し遂げて、堅く立つことができるように、神のすべての武具をとりなさい。―エペソ6:13
私は、子どもの頃にアメリカン・フットボールを始めました。まず慣れなければならなかったのは防具です。ヘルメットや肩パッド、その他の防具を着けて走ろうとすると、最初はかさばってぎこちなく、うまく走れませんでした。けれども、しばらくすると慣れてきて、けがから守ってくれる友だちのように感じ始めました。アメフト選手が防具をつけるのは、戦いに出かけるときです。危険な敵に立ち向かうとき、それが自分を守ってくれると知っています。