塀の上に天使が
ウォレス・ブラウンと妻のメアリーは、衰退した教会を牧するため、英国バーミンガムの貧困地区にやって来ました。教会と隣接牧師館の敷地は、何とギャングの基地にされていました。彼らは窓に投石され、垣根に放火され、子どもたちを狙うと脅されました。嫌がらせは数カ月続き、警察はなすすべがありませんでした。
深い友情の土台
ケンブリッジ大学のクライスト・カレッジの礼拝堂に、17世紀に活躍した2人の医師、ジョン・フィンチとトーマス・ベインズの記念碑があります。二人は「切っても切れない友人」と言われ、研究中や海外の赴任先でも共に過ごしました。1680年にベインズが亡くなった時、フィンチは、36年間続いた「たましいの結婚」の終焉(しゅうえん)を嘆きました。彼らの友情は、愛、忠誠、献身に彩られていました。
イエスのために他者に仕える
ニシェル・ニコルズは『スタートレック』シリーズの第1作でウフーラ大尉を演じました。アフリカ系アメリカ人はそういう役を演じていない時代でしたから、役者として「勝利」したのです。しかし、それ以上の意味がありました。
クリスマスの翌日
喜ばしいクリスマスの翌日はがっかりでした。友人宅に1泊したのですが、よく眠れませんでした。帰宅途中に車が故障しました。その上、雪も降り始めました。私たちは車をそこに残して、雪とみぞれの中、気落ちしてタクシーで帰らなければなりませんでした。
クリスマスの困り事
デイビッドは夫婦で神に任命されたと信じて外国に赴き、自分たちの働きが結実することを通して、その使命を確認していました。しかし、彼の高齢の両親はクリスマスを二人きりで過ごさねばなりません。デイビッドたちはプレゼントを早目に送ったりクリスマスの朝に電話をかけたりして、両親の寂しさを和らげようとしましたが、彼らの希望は息子たちに会うことでした。夫婦の収入では、たまにしか帰国できません。デイビッドには知恵が必要でした。
きらぼし
まず目についたのは、風俗店やギャンブル場。合法ハーブや危険ドラッグの取扱店、アダルトショップ、人の弱みにつけ込む弁護士の大きな広告。いかがわしい街を見たことは何度もありましたが、この町は桁違いでした。
誰もが拝んでいる
最近、ギリシャのアテネに行きました。古代の繁華街アゴラを歩いているとアクロポリス神殿の陰にアポロとゼウスの祭壇を見つけました。人々はこの街であらゆる神々を拝んでいたのです。
スマホで寛大さを示す
出前が時間通りに来なければ、星一つの評価をスマホで付けられます。店員の態度がイマイチならば、批判的なコメントが書けます。スマホはショッピングや交友関係の維持を手伝ってくれますが、同時に、相手を公然と評価する力を私たちに与えました。これはある意味問題です。
難民をもてなす
戦禍を逃れてベルリン駅に着いた多くのウクライナの女性と子どもたちは驚きました。あなたに避難場所を提供すると書いた紙を手に、多くのドイツ人家族が待っていたのです。「我が家は2人、受け入れ可能!」「大部屋あります」。なぜこんな親切をするのかと尋ねられた女性は、ナチスから逃げた母と同じような境遇の人を助けたいと答えました。