Category  |  人に仕える

信仰の家族

私たちの教会には1980年代、独身の人が集う「聖書の学び会」がありましたが、そこに集う人たちは、家族のように助け合っていました。離婚や死別でひとりになった人たちは、誕生日や連休を寂しく過ごさなくてよくなりました。信仰と友情があいまって、互いをずっと支えあう信頼関係が培われたのです。30年前、逆境の中で築かれたこの絆は、今も彼らやその家族と共にあり、豊かに実を結んでいます。

鏡を差し出す

モーセはイスラエルの全会衆を集合させ、みんなで幕屋を作り始めようと言い、ベツァルエルには、装飾を作る仕事をするようにと告げました。彼が青銅の洗盤を作るときには、大切な自分の青銅の鏡を差し出すように言われた女性たちがいた、と聖書は記しています(38:8)。彼女たちは、神の臨在が宿る場所のために、自分たちの鏡を手放しました。

人助けについて

放牧地が雪で覆われてしまうと、牧場で働く人たちは家畜の群れに手で餌をやらなければなりません。干し草を荷車やトラックから降ろして与えると、強いものが他を押しのけて前に出てきます。気が小さかったり身体の弱いものは、人が気遣ってやらないかぎり、なかなか餌にありつけません。