風変わりな慰め
リサは戸惑いました。「主がその若い者の目を開かれたので、彼が見ると、なんと、火の馬と戦車がエリシャを取り巻いて山に満ちていた」(Ⅱ列6:17)と記したカードを受取りましたが、状況に当てはまりません。「私は癌だし、流産したばかり。天の軍勢は当てはまらない。」
不思議な助け主
ルイーズは筋ジストロフィーの患者です。ある時、駅に降り立つと階段しか無く、途方に暮れていました。突然、男性が現れ、荷物を持ち、支えて上ってくれました。お礼を言おうとすると、誰もいませんでした。マイケルは失恋して滅入っていました。ロンドンの渋滞の中、会議に遅れそうで焦っているとタイヤがパンクし、雨の中、呆然と立ち尽くしました。すると人混みから男性が現れ、トランクからジャッキを取り出し、タイヤを交換してくれました。お礼を言おうとすると、誰もいませんでした。
見えない現実
雑誌「ディスカバー」の編集者スティーブン・カスは、日常生活の中にある目に見えない物を探求しようと決めました。ニューヨークの事務所に向って歩きながら「もし電波が見えるなら、電波塔でもあるエンパイア・ステート・ビルの屋上は万華鏡のように輝き、街全体を照らしている」と思ったのです。彼は、自分がラジオやテレビ、Wi-Fiなどの目に見えない電波に囲まれていることを自覚しました。