自分を超えていく
どこを取っても自分より優れている友人がいます。彼は私より賢く、思慮深く、より良い本を見つけてきます。ゴルフだって、私よりも上手です。彼と話をしていると、もう少し思慮深くなって、より良い人間にならなければとチャレンジを受けます。彼の優秀さと向上心は、「もっと頑張ろう」と私を良い方向に駆り立ててくれます。
より良い世界
大好きな「スヌーピー」の漫画の登場人物で、いつも自信家のルーシーが断言します。「私がいるのに、世界が悪くなるはずがないわ。私が生まれたおかげで、世界は明らかにすごく進歩しているのよ。」
甘い香り
夫がシェービングクリームが無くなってきたと言うので、買って来てあげるわ、と応じました。すると夫は缶を見せながら、「これと同じものを買ってきてくれ。父さんがいつも使っていたんでね。僕もこの香りが好きなんだ」と言いました。私はにっこりしました。母に髪を洗ってもらっていたシャンプーの香りをかいで、子どもの頃をなつかしく思い出したことが、私にもあったからです。誰にでも忘れられない香りがあります。今は亡き愛する人たちの記憶を、香りが呼び起こすことがあります。
大きな期待
心理カウンセラーに、どんな相談が最も多いのかと尋ねたことがあります。彼は即座にこう言いました。「多くの問題の根っこにあるものは、『当然こうあるべき』という期待が裏切られたという体験です。この問題にきちんと向き合わないなら、怒りや恨みが心の中で膨らんでいきます。」
おめかし
子どもたちが小さい頃、よそ行きの服を着せて教会に行っていたのですが、その準備は大変でした。その上、おめかしをして教会に行っても、10分後には、ひどい恰好になります。自分の息子が、クッキーの食べこぼしで汚れたシャツを半分ズボンから出し、靴のかかとをふみ、めがねをたれ下げて、教会の廊下を走り回っている姿をよく目にしました。「親はどこだ」と他人に思われそうな有り様でした。
ともにおられる主
彼の存在は目立っていました。私は、ルーマニアの首都ブカレストの聖書大学院で学生に講義をしていましたが、この人に気づかずにいることはできませんでした。他の人たちはスーツだったのに、どういう理由か、彼はジーンズにTシャツ、色褪せた野球帽をかぶっていたからです。私は今でも、彼の名前をはっきりと覚えています。
逆方向に生きる
シカゴ川は、上流と下流が逆です。百年以上前に人工的に流れを変えたからです。当時、シカゴ市民は、家庭の汚水や工場排水をこの川に流していて、その行先はミシガン湖でした。ミシガン湖は市の飲料水の供給源でしたから、多くの人たちが汚染された水を飲んで病気になったり、死んだりしました。それで当局は、シカゴ川の流れを逆にして湖から水が流れ出るようにしました。
身体に良い材料
妻のマーティは、身体に良くて栄養のある食品を買うようにしています。彼女は、どんなにおいしそうに見えても、まず必ず、箱や袋の裏にある原材料のラベルをチェックします。何だかわからないものがたくさん並んでいるなら、それは通常、身体によくない添加物がたくさん入っているのだそうです。そういう食品は棚に戻して、身体によい天然の材料で調理された食品を探してくれます。
素晴らしい内側
人通りの多いにぎやかな往来に、これといった特徴のない家が立っていました。ありふれた家なので、大して気にもせず通り過ぎていました。ところが先日、車で前を通ると、庭に「売り物件」という看板が出ていました。また看板の下には、「中は素晴らしいですよ」と嬉しそうに書いた札がぶら下がっていました。私には新しい家を買う予定はありませんが、その言葉に好奇心をそそられました。何の変哲もない家の中が素晴らしいとは、一体どういうことなのでしょう。