神に見守られている
インドネシア上空で、パイロットが眠ってしまいました。飛行機が巡航高度に達した後、機長は許可されている仮眠を取ったのですが、彼が目覚めると副操縦士も眠っていました。乗客乗員150人以上を乗せた飛行機は、約30分間、誰にも見守られず、上空約1万メートルを航行しました。しかし感謝なことに、何事もありませんでした。
ドリームスクロールよりも
子どもの頃、百貨店のクリスマスカタログをうっとり眺めて夢想にふけったものです。最近では、その手の画像はスマホに現れます。アルゴリズムが抽出した「夢」や「理想」を眺めて人々は時を過ごします。そういう行為を「ドリームスクロール」と呼ぶそうです。米国の平均的なスマホユーザーは、1日に2時間以上もドリームスクロールをするといいます。
神がなされること
ロンドン大空襲の最中の1940年12月29日。セント・ポール大聖堂そばの倉庫が空襲で全焼しました。その日、ビディーは、亡き夫の著作を自身が編さんした4万冊の本が焼失したと知りました。保険はかけられていません。しかし彼女は冷静に娘に言いました。「神はご自分の栄光のために、あの本を用いられたけれど、それはもう終わり。今度は何をなさるのか、静かに見ていましょう」
信頼できる避けどころ
娘の最も鮮明な幼少時代の思い出は、父親が補助輪なしで自転車に乗ることを教えてくれた日のことだといいます。夫は娘の後輪のハブに足を乗せてバランスを取り、娘はペダルに足を乗せたまま二人一緒にハンドルを握り、緩やかな短い下り坂を滑るように走りました。娘は、自分の感じていた恐怖とは対照的に、父親がうれしそうに笑っていたことを覚えています。あっという間の走行だったので、当時、夫は娘の不安に寄り添えませんでした。今日、二人でその時のことを話していましたが、絶対に大丈夫だと分かっていたという父親の言葉に、娘は納得したようでした。
心を見張る
プールの中を往復し続ける約15分間、2024年パリオリンピックの1500メートル自由形の金メダリスト、ケイティ・レデッキーは、他の選手のはるか先を泳ぎながら何を考えていたのでしょう。彼女は、受賞直後のインタビューで、トレーニングパートナーたちのことを考え、この仲間の名前を頭の中で繰り返していたと語りました。
神の優れた力
ジョン・ストロープは自著で、彼を肉体的、性的、精神的に搾取し、虐待した強悪な力について語っています。彼は10代でドラッグを使い始め、学校を中退して犯罪に手を染め、どんどん悪の深みにはまり、ついに刑務所行きになりました。しかし、服役していた5年の間に、神の御言葉に心を貫かれるという経験をしました。ジョンは神の御前にへりくだり、キリストの恵みによって、彼を縛っていた圧倒的な悪の力から解放されました。
ガス欠
私のミニバンには航続可能距離表示があって、ガソリンがなくなるまでの走行距離を予想してくれます。給油なしであとどれぐらい走れるかを正確に知ることは、立ち往生しないために大切なので便利な機能です。
根拠のない不安
ジュリアは、不幸な子ども時代の経験から、大切な人に捨てられると感じます。しかし、祈りとカウンセリングによって、より健全な方法で対処できるようになりました。「愛してる、決して離れない」という夫のショートメッセージを度々見返します。夫の愛という光に照らして、自分の不安を見るようにしていると語ります。「彼の言葉にうそはないから、そのまま受け取る」と自分に言い聞かせています。
独りではない
私は長年、さまざまな理由で孤独と闘う人たちの祈りの友になってきました。家族の訪問もない高齢者施設で暮らす人、独りぼっちの自宅が嫌で毎日出歩いている人、悩みを打ち明けられる相手がいない牧師、世間から孤立している家のない人などです。