Category  |  神を信頼する

揺るがない信仰

息子が自閉症と診断され、ダイアンは不安でした。「私の亡き後、この子はどうなるのですか」と神に叫びました。すると神は、障害児の親の会に導いてくださいました。我が身の力不足を嘆いたり、自責の念や暗たんたる思いを感じると、ご自分を信頼するようにと励ましてくださいました。やがて、彼女は『揺るがぬ信仰』という本を執筆し、障害児を育てている人々に向けて、なえてしまった信仰が再起する希望を記しました。彼女の息子は成人しましたが、ダイアンの信仰は今も守られています。神は必ず自分と自分の息子をケアしてくださると信じています。

神は最善を知る

めいの病気に効く自然療法のことを聞いたのですが、彼女の母親は、娘の病歴から、副作用のことを心配しました。説得しようかと思いましたが、結局、何も言いませんでした。めいのことがどんなに心配でも、まだ未成年ですから、母親の意見を尊重するしかありません。

深い淵

サン・フルットゥオーゾ修道院は、イタリア北西部沿岸の徒歩かボートでしかたどり着けないへき地にあります。そこには美しい建造物に加えて、さらなる宝が存在します。水深約15メートルにたたずむ『深淵のキリスト』です。これは1954年、世界で初めて水中に設置されたイエスの彫像で、深淵から両手を天に上げています。

信仰の大ジャンプ

幼い皇帝ペンギン、約700羽が、南極大陸の崖っぷちに集まっていました。15メートル下は冷たい海です。やがて1羽が決死のジャンプを試みました。すると、多くがそれに続きました。幼いペンギンは通常、数十センチの高さから飛び込み、初泳ぎをします。このような命懸けのダイブが撮影されたのは、この時が初めてでした。

主に従う

数年前にパリを訪れた際、この憧れの都を一人で散策する時間がありました。その後、エッフェル塔で友人と待ち合わせ、一緒に食事をすることになっていました。一人歩きは順調に進みましたが、途中でスマホの電池が切れてしまいました。地図は持っていなかったので現在地が分からなくなりましたが、都会っ子の私は慌てず、そびえ立つエッフェル塔を目標にセーヌ河畔を歩き続けました。この作戦はおおかた成功でしたが、ゴール付近で目印が周囲のビルに隠れてしまいました。あんなに大きな建造物が隠れてしまうのは驚きでした。最終的に、私は道案内を頼み、無事に友人と会うことができました。

神に委ねる

ブライアンが心臓病の専門医の診察を受けている間、友人は待合室で祈っていました。1時間以上経って戻ってくると、手にした書類の束をテーブルに広げて深刻な病状と治療の選択肢について語りました。二人は祈りのポイントを話し合い、知恵を求めて共に祈りました。そしてブライアンは「何があっても僕は神の御手の中にある」と言いました。

母の回想

ドナは3人の子の母ですが、母の日が大嫌いだったと言います。母としてのふがいなさを意識させられる日だったと言うのです。

全き信仰

長期入院中の3歳の男の子シャイロのために多くの人が祈っていましたが、やがて脳死状態となりました。母親のセシィは言いました。「神様にはシャイロを癒やし、家に帰らせる力があると分かっている。召天という形で癒やされる場合があることも受け入れている。でもね、時々、全き信仰がないのかしらと怖くなる」。私は答えました。「神は全知のお方。あなたは全てを神に委ねている。それこそが全き信仰ですよ」。数日後、シャイロは天に召されました。セシィは悲しみに暮れながらも、神に感謝し、祈ってくれた多くの人たちにも感謝しました。そして、今も神が良いお方だと信じているし、神は神だ、という真理にも平安がある、と語りました。

神を真に信頼する

保護猫を引き取った人の話です。猫がお腹を空かせているようなので、水とキャットフードをキッチンに用意し、その場所まで連れていこうとしました。やせ細った猫は、最初のうちついていきましたが、途中で立ち止まり、それ以上動こうとしません。その人を信用してついていけば、食べ物が待っているというのに。