意味を求めて掘る
我が家の新しい子犬ウィンストンは、かむ、寝る、食べるの他、穴掘りをします。真剣に、激しく、取りつかれたように堀って、土まみれになります。この子はなぜこんなに掘るのだろうと考えていてハッとしました。そういえば、私も掘ります。私に幸せをくれそうなものを次々と「掘る」傾向があります。それは、必ずしも悪いものばかりではありませんが、神以外のものに執着すると、泥にまみれながら、もっともっとと夢中に掘ってしまいます。
小さな狐をつかまえる
祖母は、小さな狐がぶどうの木を台無しにする、とよく言っていました。それは母の口癖にもなり、私も自分の子どもたちにそう言います。小さな狐に用心する、とはどういう意味でしょう。
絡みつく罪
家庭菜園のスイカのつるが伸びすぎて他の野菜の苗に巻き付きだしました。そこでそれを除去し、巻きひげが伸びるごとに切り取って、トマトやピーマンがふっくらしたつやつやの実をつけるまで、その作業を繰り返しました。
キリストを着る
ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションでファッション心理学を教えているローズ・ターナー氏の研究は、服装が人の思考や行動、そして感情に与える影響についてです。衣服は身体に触れる「第二の皮膚」であり、その時々の自分の役割や状況に適切に対応できるように手助けをしてくれると言います。たとえば、ユニフォームを着ると仕事モードになり集中力が高まります。また、思い出の詰まった古い服は、緊張を強いられるときに、平常心を保つ力を与えてくれます。
イエスにぴったりの人
エリックは子どもの頃、発疹やいじめや学習困難に苦しみ、少年期に薬物やアルコールを始めました。自称「悪の親玉」は、野球の才能がありましたが、差別によってやる気を失い、ますます薬物に溺れ、売買にも手を出しました。
神から逃げる
ジュリーとリズは、カリフォルニアの沿岸でザトウクジラを見ようと、カヤックをこいでいました。ザトウクジラは海面近くで活動するので見つけやすいのです。ところが、自分たちの真下からクジラが現れたのですから、びっくりどころではありません。その様子をたまたま撮影した人の映像には、クジラの大きな口と小さなカヤックと人影が映っていました。彼女たちは少しの間、海に沈みましたが、無事でした。
心を守る
心臓は心の臓器と書きます。大きさは握りこぶしほどで、重さは約200-400グラム。毎日約10万回拍動し、約7,000-8,000リットルの血液を、体中を巡る全長10万キロの血管に送ります。この重大な任務と膨大な仕事量を考えるなら、心臓の健康が身体の健康の中核を占めていると分かります。良い生活習慣が推奨されるのは、心臓の状態と健康状態が連動しているからです。
イエスはきよめる
乾燥機の中にシャツを探そうとして、「勘弁してよ!」と叫びました。白シャツにインクの染みが広がり、まるでヒョウ柄です。ポケットを調べ忘れたために、ペンのインクが漏れて洗濯物を全て汚していました。
私の心を探ってください
食品廃棄物を減らすために、シンガポールのあるスーパーマーケットチェーンでは、少々傷物の果物や野菜を値引きして売っています。この取り組みで、1年間で約780トン近くの農作物が廃棄を免れました。消費者はすぐに、形がいびつでも、外側に少し傷があっても、味や栄養価に問題はないと学びました。外面が内面を表すとは限りません。