非公開: 神と出会った人のうた

神と出会った人のうた

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暗闇の歌姫

聖書のみことば:ルカ1:67-80

日の出がいと高き所からわれらを訪れ、—ルカ1:78

夜明け前、小鳥のさえずりを聞いて、日の出が近いことを知ります。今は暗くても、輝く太陽がすぐに昇ると分かっています。

ファニー・クロスビーは「暗闇の歌姫」と呼ばれていました。幼くして視力を失いましたが、霊性溢れる多くの賛美歌、特にイエスとの再会に想いを馳せる数々の歌を書きました。彼女は子どもの頃、天国の光景を夢で見ました。そして、それをテーマにして多くの作品を書きました。生涯で8千曲以上作詞しました。今日でも「罪とがを赦され」(新聖歌266)や「おお御神をほめまつれ」(新聖歌18)などがよく歌われています。

ザカリヤは、救い主を期待しつつ神をたたえましたが、そのとき、霊的な意味での夜明けを待っていました。彼は、マラキ書4章2節を引用して、「日の出がいと高き所からわれらを訪れ、暗黒と死の陰にすわる者たちを照らし、われらの足を平和の道に導く」と語りました(ルカ1:78-79)。

救い主は来てくださり、私たちの罪のために死なれました。そして、死からよみがえり、天にのぼり、再臨されることを約束されました。

今は暗い状況の中にいると感じていても、御子にまみえる明るい未来を思って、神を賛美しましょう。クロスビーが愛した「罪とがを赦され 神の子となりたる わが魂の喜び 比べ得るものなし」の歌詞は、あなたを勇気づけ、キリストと再会する栄えあるその日を、楽しみにさせてくれます。

クリスチャンならば、地上の暗い悲しみは、いつの日か天国の明るい歌声に変えられる。

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クリスチャンが人口の1パーセントに満たないと言われる日本で「アメージング・グレイス」というキリストのあがないの愛をたたえる歌が、なぜこれほどまでに歌われるのでしょう。この歌の作詞者ジョン・ニュートンの人生は、神と出会ったことで麗しく変えられました。ニュートンに限らず、神と出会った人の歌は、人の心に普遍的な感動を与えます。デボーション5日プラン「神と出会った人のうた」は、ゴスペル(讃美歌)の作者やそれを歌う人たちの人生を振り返りつつ、聖書に向き合うことを願って作られたものです。