非公開: 神と出会った人のうた

神と出会った人のうた

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計画の変更

聖書のみことば:箴言16:1-9

人は心に自分の道を思い巡らす。しかし、その人の歩みを確かなものにするのは主である。—箴言16:9

それは1818年のクリスマスイブ、オーストリアの村、オーベルンドルフの教会で起こりました。副牧師のヨゼフ・モールはイブ礼拝用にと新しい賛美歌の歌詞を書き、オルガン奏者のフランツ・グルーバーがメロディーをつけました。ところが、教会のオルガンが壊れてしまいました。グルーバーは急きょギターを手に取り、モールの歌の伴奏をしました。これが世界で最初の「きよしこの夜」の演奏でした。

話はこれで終わりません。壊れたオルガンを修理するために来た修理人は、グルーバーが試し弾きしたその曲を大変気に入り、楽譜の写しを自分の村に持って帰りました。村では、手袋職人の四人の娘がその歌を覚え、その地方のいたるところで開かれたコンサートで歌いました。オルガンの故障のおかげで、新しいクリスマス・ソングはオーストリア中の人々の祝福となり、やがては、世界中の人々に祝福を与えるようになりました。

物が壊れたり、計画が変わったりするとき、どう対応すべきでしょう。望むように物事を進められないと、私たちはいらいらして心配しがちです。そんな時こそ、自分は後ろに下がって、神を信頼しましょう。そして、神がご栄光のためにその状況をどう用いられるか、見届けるまで待ちましょう。私たちの人生に見られる変更は、「きよしこの夜」のような素晴らしい結果を世界にもたらさないかも知れません。しかし、神が全てを支配してくださっているおかげで、すべてが静かで、すべてが輝いていると確信できます。

人生というドラマでは、神が見えない監督だ。

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クリスチャンが人口の1パーセントに満たないと言われる日本で「アメージング・グレイス」というキリストのあがないの愛をたたえる歌が、なぜこれほどまでに歌われるのでしょう。この歌の作詞者ジョン・ニュートンの人生は、神と出会ったことで麗しく変えられました。ニュートンに限らず、神と出会った人の歌は、人の心に普遍的な感動を与えます。デボーション5日プラン「神と出会った人のうた」は、ゴスペル(讃美歌)の作者やそれを歌う人たちの人生を振り返りつつ、聖書に向き合うことを願って作られたものです。