召される
◆ 創世記25-26
◆ マタイ8:1-17
主はアブラムに仰せられた。「あなたは、あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を出て、わたしが示す地へ行きなさい。―創世記12:1
大学時代の友人は、今までに会った人の中で最も頭が良い人です。彼は州立大学で学んでいるときにクリスチャンになり、優等卒業学位を授与され、有名な神学大学院で学びました。そして、故郷の家族や友人から遠く離れた、へき地の小さな教会の招聘に応じて牧会にあたりました。12年が過ぎたとき、彼はその教会には新しいリーダーが必要だと感じて辞表を出しました。大きな教会や、キリスト教系の大学、または神学大学院で教えて欲しいという招聘があったわけではありません。実際、次の仕事はなかったのですが、神が自分を別の方向に導いておられると確信していたので、そこを去るという召しに従いました。
あなたの手には何があるか
◆ エゼキエル書35-36
◆ Ⅱペテロ1
主は彼[モーセ]に仰せられた。「あなたの手にあるそれは何か。」―出エジプト記4:2
機会を逃したときにひどく落ち込んだり、将来のことを心配したりする傾向があるなら、自分にこう質問してください。「自分のすぐ前には何があるのだろう。」つまり、今、どのような状況や人間関係が与えられているのかを考えるのです。この質問は、過去を後悔したり、未来を恐れたりすることから意識をそらし、あなたの人生にとって、神がおできになることは何かという点に立ち帰らせてくれます。
目標を高く掲げて
◆ エレミヤ書43-45
◆ ヘブル5
完全な者になりなさい。慰めを受けなさい。一つ心になりなさい。平和を保ちなさい。そうすれば、愛と平和の神はあなたがたとともにいてくださいます。
―Ⅱコリント13:11
娘の家族が帰省したとき、彼女の夫、別の義理の息子、そして息子と4人で出かけました。女性たちが買い物をしている間、男たちは射撃場に行き、ピストルを2丁レンタルして的を狙いました。しばらく撃っていると、片方のピストルは、照準が低すぎることに気づきました。この照準で狙うと、的の下の方に弾が当たります。ですから、的の真ん中に命中させるためには、高いところを狙わなければなりませんでした。
本当の蓄え
◆ エレミヤ書24-26
◆ テトス2
出て来たときと全く同じようにして去って行く。―伝道者の書5:16
私たち夫婦はある日、売り出し中の不動産物件に立ち寄り、家の中を見て回りました。洗濯機に乾燥機、照明器具や床の敷物、食器棚、そして食料品まで、すべてが売り物です。この家の物の数には圧倒されました。ダイニング・テーブルの上には、食器セットが乱雑に並べられ、玄関から居間につづく廊下はクリスマス飾りで埋め尽くされていました。ガレージには、工具、ミニカー、ゲーム、アンティーク人形などがあふれていました。家主は引っ越したのでしょうか。それとも、お金に困って家を売ろうとしたのでしょうか。もしかしたら、亡くなったのかもしれません。家を後にしながら、そんなことを思いました。