値しない賞賛
セルフ・クリーン機能のついたオーブンを買う前でも、私のオーブンはきれいでした。食事に招待した客人は、「お宅のオーブンはとてもきれいね。新品みたい」と言ってくれました。私はこの褒め言葉に値しなかったのですが、それでも素直に受け入れました。実は、うちのオーブンがきれいなのは、私がきれい好きでオーブンを磨き上げるからではありません。めったにオーブンを使わないので、汚れ知らずなだけなのです。
旗を掲げる
女王エリザベス二世は60年以上、英国の君主です。この女王としての特徴は、寛大さと品位です。エリザベス女王は、国民により良く仕えるために骨身を惜しみません。その結果、彼女は国民に深く敬愛されています。そういうわけですから、バッキンガム宮殿に旗が掲げられることが、いかに大切であるか分かるでしょう。旗が掲げられているということは、女王がロンドン中心部のこの宮殿にいることを意味します。この旗は、女王が国民とともにいるという公式の声明です。
ピンクの羊
スコットランドのグラスゴーからエジンバラに向かって、のどかで美しい田園地帯を抜けるドライブを満喫しているとき、面白い光景に出会いました。小高い丘の頂に、ピンク色の羊の大きな群れがありました。
驚くほど素晴らしい手紙
私たち夫婦は時々、文字の書かれていない手紙を受け取ります。封筒から「手紙」を取り出すと、紙には色とりどりのフェルトペンで絵とも文字ともわからないものが書かれています。これらの「手紙」は私たちの心を温めてくれます。遠方にいる幼稚園児の孫のケイティが書いたものだからです。言葉はなくとも、ケイティが私たちを大切に思ってくれていると分かります。
究極のいけにえ
中国の湖南省の孫水河で、人がおぼれかけているのを目にしたダン・ジンジエは、知らん顔で通り過ぎたりしませんでした。勇敢に川に飛び込むと、一家を助けました。なんとその家族は、彼がまだ水の中にいるのにその場を立ち去りました。悲しいことに、ジンジエは彼らの救助に疲れて力尽き、急流に飲み込まれて流され、溺れ死んでしまいました。
記憶喪失
困難な状況に直面すると、霊性が記憶を失ったかのように、神の恵みが思い出せなくなることがあります。こんなとき、感謝に満ちた心を取り戻す良い方法があります。まず、邪魔の入らない自分だけの時間を作りましょう。そして、神が必要を満たしてくださったときのことを思い出して感謝をささげるのです。
愛に生きる
友人のロクサーヌは、アフリカのある国に住んでいます。その地の人たちは長い距離を歩いて、小さな川から水をくんできますが、その水は汚くて病気になったり死んでしまったりする人もいます。安全な水の欠如は、クリスチャン団体や孤児院などが、その地で働くことを妨げてきました。しかし今、変化が起こっています。
シンプルさには力がある
アメリカで確定申告をする人たちの中で、税収業務の規則について理解しようと時間をかける人はほとんどいませんが、それにはもっともな理由があります。フォーブス誌によると、アメリカの課税者の分類コードが、2013年には400万を超えたそうです。実際、税法はどんどん複雑になっていて、専門家でさえ、すべての規則を正しく当てはめて処理するのは大変です。その複雑さ加減は、まったくもって厄介です。
気難しい人々
著書「被告席に立つ神」の中でC.S.ルイスは、うまく付き合うのが難しいのはどういう人たちなのかについて語ります。自己中心、怒りっぽい、嫉妬深いなど、ねじれた性質が良好な人間関係を阻害します。私たちは時々、こういう難しい人たちと争わなくてよいならば人生はもっと楽なのに、と思います。