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敬虔の鍛錬

1年で聖書を!
◆ 創世記10-11
聖書のみことば Ⅰテモテ4:6-11
 
肉体の鍛錬もいくらかは有益ですが、……敬虔は、すべてに有益です。
―Ⅰテモテ4:8

年の始めには、今年は健康にもっと気をつけようと決意するものです。そして、運動をしたり、食事を見直したり、休みの間に増えた体重を落とそうとしたりします。「肉体の鍛錬もいくらかは有益」(Ⅰテモ4:8)とパウロが言っているので、できるだけ頑張ろうと奮闘しています。油物は控えようとしていますが、やっぱりフライドチキンは大好きです。散歩やウエイトトレーニングもしていますが、私の身体が持ちこたえる期間はそう長くはないでしょう。体力は衰えてきていますから。

本当の安心

1年で聖書を!
◆ エレミヤ書50
◆ ヘブル8
聖書のみことば ローマ8:31-39
 
私たちは、私たちを愛してくださった方によって、これらすべてのことの中にあっても、圧倒的な勝利者となるのです。―ローマ8:37

世界の二大勢力が対立し「冷戦」と呼ばれる状況が続いていた20世紀後半のある時期、アメリカ合衆国の国民は核戦争の脅威と隣り合わせに生きていました。1962年、ソ連の核ミサイルがキューバに配備されてキューバ危機が勃発したとき、私たちは滅亡の淵にいるように感じました。それは、当時小学6年生だった私にとって、恐ろしい状況でした。

主に守られて

1年で聖書を!
◆ エレミヤ書1-2
◆ Ⅰテモテ3
聖書のみことば ヨハネ10:7-15
 
わたしは羊のためにわたしのいのちを捨てます。―ヨハネ10:15

ある日曜の朝、礼拝前の黙想のひとときに、奏楽者が初めて聴く美しい曲を演奏していました。私は、週報に記されていた讃美歌のページを広げて、歌詞を読みました。それは、「我が主、良き羊飼いにまもられて」という曲で、その歌詞は、詩篇23篇をもとに作られていました。「我が主、良き羊飼いにまもられて 私は全てに満ち足りる 緑の牧場に身を休め 静けき水際に導かれ 悩み疲れたたましいも 主の真に従ってよみがえる。」

パパは優しくなかった

1年で聖書を!
◆ イザヤ書53-55
◆ Ⅱテサロニケ1
聖書のみことば エペソ5:1-10
 
主は情け深く、あわれみ深く、―詩篇145:8

自宅で仕事をしている友人は、ある晩、書類を仕上げようとしていました。当時4歳の娘は、彼の机の周りでちょろちょろと遊び、あっちの物をこっちに動かしたり、引き出しを開けたり閉めたりして、仕事のじゃまばかりしていました。

笑いは禁物

1年で聖書を!
◆ イザヤ書28-29
◆ ピリピ3
聖書のみことば ヨハネ13:31-35
 
それによってあなたがたがわたしの弟子であることを、すべての人が認めるのです。―ヨハネ13:35

写真を撮ってもらう時は、笑顔を作るのが普通です。しかし、アメリカには、笑顔の写真を運転免許証に採用しない州があります。盗んだ個人情報を使って免許証を作ろうとする人がいるので、陸運局では、写真の人物が過去に登録された人と同じではないか、コンピューターで厳しくチェックしています。もし、写真の人物が偽名を使っていると見なされると、警告がオペレーターに送られます。ある州ではこうして、1999年から2009年の11年間に、6千件の免許証偽造を食い止めました。しかし、なぜ笑顔の写真がいけないのでしょう。その理由は、無表情の顔のほうが、コンピューターの識別能力が高まるからです。

よき隣人たち

1年で聖書を!
◆ 箴言8-9
◆ Ⅱコリント3
聖書のみことば ヘブル13:1-6
 
あなたがたの天の父があわれみ深いように、あなたがたも、あわれみ深くしなさい。―ルカ6:36

アメリカ合衆国の空域が同時多発テロで封鎖されたので、2001年9月11日、すべての航空機は、最も近い空港に着陸せざるをえませんでした。その日、40機あまりの飛行機が、ニューファンドランド島のガンダーに着陸しました。このカナダの小さな町の人口は、恐怖に怯えた何千人もの乗客によって、あっという間に、ほぼ倍になってしまいました。島の人々は自分たちの家庭を開放し、行政は学校や教会、集会所などを整えて宿泊施設にしました。立ち往生していた乗客たちは、住民たちの親身な世話に感動したそうです。

失敗した躾

1年で聖書を!
◆ 詩篇123-125
◆ Ⅰコリント10:1-18
聖書のみことば Ⅱサムエル記13:21-29
 
すべての懲らしめは、そのときは喜ばしいものではなく、かえって悲しく思われるものですが、後になると、……平安な義の実を結ばせます。―ヘブル12:11

私たちの家は森の中にあるので、日当たりはよくありません。けれども私は、大好きなトマトを育ててみたいと思って苗をプランターに植え、比較的太陽の当たるところに置きました。すると、トマトの茎はどんどん伸びていきます。しかし、喜んだのもつかの間。それは茎が育っていたというよりは、日差しを求めて伸びていただけだったのです。そうと気づいた時には、トマトの茎が自分自身を支えられなくなっていました。支柱を立ててまっすぐに立たせようとしてみましたが、気をつけていたにもかかわらず、絡まった茎のひとつが折れてしまいました。

魚のいない所で釣りをする

1年で聖書を!
◆ 詩篇74-76
◆ ローマ9:16-33
聖書のみことば ルカ7:34-48
 
あるパリサイ人が、いっしょに食事をしたい、とイエスを招いたので、そのパリサイ人の家に入って食卓に着かれた。―ルカ7:36

釣り仲間の友人は、身支度と道具の準備を整えると、魚がいるかどうか15分以上、じっと水面を見て調べます。「魚がいない所で釣りはできないよ」と言うのです。それを聞いて、私は自問しました。「私は、たましいのない所で、たましいを獲得しようとしているのだろうか。」

わいろ

1年で聖書を!
◆ 詩篇43-45
◆ 使徒27:27-44
聖書のみことば申命記10:12-22
 
わいろを取ってはならない。わいろは聡明な人を盲目にし、
―出エジプト記23:8

夫婦で外国に行ったときのことです。舗装道路のあちこちに深いくぼみがあるのに夫が気づきました。運転手に尋ねると、法定積載量を越えた積荷を載せた、トラックのタイヤのせいだといいます。トラックの運転手は見つかると、警官にわいろを渡して罰金を逃れるのだそうです。運転手と警官は良いでしょうが、他の車の運転手や納税者たちは、でこぼこ道の不便と不当な経済的負担とを強いられます。