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解放の原則

ゲイル・ブランキは自著「今すぐ50個手放しなさい!」で、「手放しのルール」として、人生から「がらくたの山」を一掃する方法を記しています。最初の原則はこれです。「もし、それを見ると落ち込んだり、ひっかかったり、自分で自分が嫌になったりするなら、それを捨てるなり、誰かにあげるなり、売るなりして、自分の前から消し去りなさい。そして、前進しましょう。」

涙の道

アメリカ史上に残る悲惨な出来事として、19世紀初期に行われた先住民の強制大移住が挙げられます。当時、急速に増加する白人たちと数々の条約を結び、アメリカ独立革命をともに戦った先住民たちが、先祖伝来の地から追放されました。1838年の冬、チェロキー族は「涙の道」として知られる1,600キロメートルもの道を西に向かって歩かされました。

方向転換

1年で聖書を!
◆ エレミヤ書43-46
聖書のみことば ガラテヤ1:11-24
 
以前私たちを迫害した者が、そのとき滅ぼそうとした信仰を今は宣べ伝えている―ガラテヤ1:23

ビルは、大学院で神学を学んでいた時の友人です。誰が見ても罪深いライフスタイルから抜け出して、キリストのもとにやって来ました。彼はこんなふうに証しました。「ぼくは、人妻を助手席に乗せて、ブランデーの瓶を片手に車を走らせていました。クリスチャンが歩道で通行人に路傍伝道をしているのを見て、『ば~か!』と叫びました。

隠しても臭う

1年で聖書を!
◆ ヨブ記35-37
聖書のみことば 詩篇32:1-5
 
幸いなことよ。そのそむきを赦され、罪をおおわれた人は。―詩篇32:1

埋め立てごみ処理場からの悪臭に、地域住民の不満が高まっていました。そこで作業員たちは、高圧の消臭砲を設置して悪臭を消そうと試みました。この消臭砲は、1分間に数十リットルの芳香剤を約50メートル四方に撒き散らします。しかし、どれだけ多くの良い香りを撒き散らして悪臭を抑えようとしても、その根本原因であるごみが取り除かれなければ、カモフラージュでしかありません。

恩赦

1年で聖書を!
◆ エゼキエル書22-23
◆ Ⅰペテロ1
聖書のみことば Ⅰヨハネ1:1-10
 
御子イエスの血はすべての罪から私たちをきよめます。―Ⅰヨハネ1:7

毎年11月の終わり頃、アメリカ合衆国では感謝祭を祝って七面鳥の丸焼きを食べます。ところがそのとき、米国の大統領は、感謝祭の七面鳥に大統領恩赦を与える儀式を執り行うのです。ある大統領はこの愉快な式典のとき、「今日の主賓は少々緊張しているようだ。まだ、恩赦を与えるって伝えていないからね」と言いました。その哀れな七面鳥は、恩赦がなければ感謝祭のご馳走になる運命ですから、不安気なのも道理です。

御子の再臨

1年で聖書を!
◆ Ⅱ歴代誌17-18
◆ ヨハネ13:1-20
聖書のみことば マラキ書4:1-6

義の太陽が上り、その翼には、いやしがある。―マラキ書4:2

私はアイダホ州に住んでいますが、この「アイダホ」という名前は、原住民のショショーニ族の「イーダーホウ」という言葉に由来するという説があります。これを日本語に翻訳すると「見よ。太陽が山の上に昇っている」という意味です。朝日が東の山の頂に昇り、その光が谷間を照らして、命の息吹を感じさせてくれるとき、この伝承が私の心をよぎります。また、マラキ書には「義の太陽が上り、その翼には、いやしがある」(マラ4:2)と約束されていますが、これについても思い出します。これは、神の不変の約束です。私たちの主イエスが再臨され、被造物すべてが「滅びの束縛から解放され、神の子どもたちの栄光の自由の中に入れられ」るのです(ロマ8:21)。

忙しい?

1年で聖書を!
◆ イザヤ書20-22
◆ エペソ6
聖書のみことば マタイ11:25-30

 
すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。―マタイ11:28

知り合いに「最近、忙しい?」と尋ねて、会話を始めることがあります。この質問は一見無害ですが、水面下に微妙なメッセージが隠れていると思います。人の価値を計っているようなところがあると思うのです。あれこれと予定がすぐに口をついて出てこないなら、自分が大した価値のない人間だと認めているように感じるからです。

罪のウイルス

1年で聖書を!
◆ 詩篇63-65
◆ ローマ6
聖書のみことば ローマ6:14-23

 
罪から解放されて、義の奴隷となったのです。―ローマ6:18
新型インフルエンザの世界的流行は、世界中の注目をウイルスに集めました。ウイルスが生きるためには、寄生し危害を加える生き物が必要です。ウイルスに入り込まれた生き物は、場合によっては何年もの間、その存在に気づかない場合があります。すると、ウイルスは、広範囲で多大なダメージを与えつづけます。しかし、ウイルスは取り出されたなら、不活発になるか、死んでしまうのです。