Month: 12月 2011

振り返る

自分の役割を果たす

1年で聖書を!
◆ ゼカリヤ書13-14
◆ 黙示録21
聖書のみことば ローマ12:1-8
 
一つのからだには多くの器官があって、すべての器官が同じ働きはしない
―ローマ12:4

娘のロージーはここ数年、地元の中学校で演劇部の顧問をしています。主役級の役はオーディションで選ばれるので、生徒たちは挑戦しますが、選ばれる人は数名です。しかし、舞台の制作には欠くことのできない、重要な別の役目を果たす人たちも選ばれます。

それでも私は喜ぶ

1年で聖書を!
◆ ゼカリヤ書9-12
◆ 黙示録20
聖書のみことば ハバクク書3:11-19
 
しかし、私は主にあって喜び勇み、私の救いの神にあって喜ぼう。
―ハバクク書3:18

この世の人生は楽ではありません。ふと「神はどこにいるのだろう」と思ったことはないでしょうか。不正義が行われているのに神は黙っておられる、と思ったこともあるかもしれません。私たちは、困難に対する応答の仕方を選ぶことができます。預言者ハバククの態度を模範にしましょう。彼は、「喜ぶ」という選択をしたのです。

選択と結末

1年で聖書を!
◆ ゼカリヤ書5-8
◆ 黙示録19
聖書のみことば ガラテヤ6:1-10
 
思い違いをしてはいけません。神は侮られるような方ではありません。人は種を蒔けば、その刈り取りもすることになります。―ガラテヤ6:7

イギリスのリバプールに「国際奴隷博物館」があります。そこには、さまざまな時代に奴隷にされた、男女の大人や子どもたちの悲惨な姿が記録されています。無垢な人々を自分の欲望の犠牲にする行為は恐ろしいものです。しかし、それだけではありません。博物館の壁には、奴隷の過去を持つ人権活動家、フレデリック・ダグラスの洞察に富んだ言葉が刻まれています。「友の足に足かせをかけた人は誰でもやがて、もう一方の端は、自分の首を絞めていることに気づく」と記されています。人の尊厳を奪う行為は、自分の人間性をも奪ってしまうのです。

満たされて待つ

1年で聖書を!
◆ ゼカリヤ書1-4
◆ 黙示録18
聖書のみことば Ⅱコリント4:7-18
 
私たちは勇気を失いません。―Ⅱコリント4:16

ロジャーはリストラで職を失い、何ヶ月も求職しました。彼は祈り、友人にも祈ってほしいと頼み、神を信頼しました。しかし、彼と妻のジェリーの心は揺れていました。その時どきの必要が思いもよらない方法で満たされることもあって、神のあわれみを体験しましたが、再就職は無理ではないかと不安になることもありました。彼らは15ヶ月間、待ち続けました。

間違った礼拝

1年で聖書を!
◆ ハガイ書1-2
◆ 黙示録17
聖書のみことば 使徒19:23-41
 
私たちのこの仕事も信用を失う危険がある―使徒19:27

人を動揺させたいなら、経済を揺さぶれば良いのです。経済状況が悪くなれば、政治家は議席を失います。経営悪化の脅威によって、使徒パウロはエペソから追い出されそうになりました。

今がその時

1年で聖書を!
◆ ゼパニヤ書1-3
◆ 黙示録16
聖書のみことば ルカ2:8-20
 
いと高き所に、栄光が、神にあるように。―ルカ2:14

教会のクリスマス礼拝で、聖歌隊のメンバーが会堂の前に進み出たとき、指揮者は黒い譜面台の楽譜をめくっていました。まもなく前奏が始まりましたが、最初の曲は「さあ、今がそのとき。礼拝しよう」という歌詞で始まる普段の賛美でした。

死が破壊された

1年で聖書を!
◆ ハバクク書1-3
◆ 黙示録15
聖書のみことば Ⅰコリント15:50-58
 
死よ。おまえの勝利はどこにあるのか。死よ。おまえのとげはどこにあるのか。―Ⅰコリント15:55

研究者たちは、癌の治療法やアルツハイマー症の謎を解く手がかり、その他さまざまな難病を克服する方法を発見しようと、たゆみなく励んでいます。しかしある日、朝刊の見出しに「死が滅ぼされた!」と書かれていたら、どうでしょう。あなたは、信じますか。信じることができるでしょうか。

追い求める神

1年で聖書を!
◆ ナホム書1-3
◆ 黙示録14
聖書のみことば ガラテヤ4:1-7
 
神はご自分の御子を遣わし、この方を、女から生まれた者、……これは律法の下にある者を贖い出すためで、―ガラテヤ4:4-5

ニューヨーク市マンハッタンにあるリディーマー長老教会のティム・ケラー牧師は、キリスト教は他の宗教に比べて特異だと言います。彼は、キリスト教の特異性は「追い求める神だ」と言いますが、そのとおりだと思います。神は、人々をご自分に引き寄せるために、人々を追い求めます。一方、他の宗教は、人がそれぞれの神を追いかけます。善行、儀式、修行などによって、人々は、自分の追い求める神に受け入れてもらおうと励むのです。